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USSケルヴィン

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複数の時間軸
(複数の異なる時間軸からの情報)
USSケルヴィン
クラス: ケルヴィン型
登録番号: NCC-0514
所属: 惑星連邦宇宙艦隊
武装: フェイザー・バンク魚雷ランチャー
防御: ディフレクター・シールド
艦長: リチャード・ロバウ大佐
状態: 現役(2233年
破壊新時間軸2233年現在)
Assignment patch

 USSケルヴィン(USS Kelvin NCC-0514)は、惑星連邦宇宙艦隊23世紀前半に運用していた宇宙艦である。2233年の時点で、リチャード・ロバウ大佐艦長を、ジョージ・カーク少佐副長を務めていた。また、カークの妻ウィノナも乗艦しており、当時懐妊していた息子がジェイムズ・T・カークである。

新時間軸編集

 宇宙暦2233.04、USSケルヴィンは連邦・クリンゴン境界線から75,000km離れた領域で「稲妻」のような重力異常現象に遭遇した。当初それはクリンゴン起源の現象ではと疑われたが、そうではないことが直ぐに明らかになった。

USS Kelvin engages the Narada
ナラーダに遭遇したUSSケルヴィン

 その宇宙嵐から正体不明の巨大宇宙船ナラーダが出現し、すぐさまケルヴィンを攻撃し始めた。ケルヴィンは非常警報を発令し、発射された魚雷に備えた。最初の一撃でワープ・ドライブが無力化され、主動力も38%に落ちた。二発目の魚雷はケルヴィンの空気安定とシールドを無力化した。ケルヴィンは完全に劣勢であったが、攻撃は突然止んでナラーダの副長アイエルが停戦交渉のためにリチャード・ロバウ艦長の投降を要求した。ロバウは要求に従い、ジョージ・カークに指揮を任せてシャトルクラフトでナラーダへ乗艦した。ロバウが最後にカークへ下した命令は、シャトル全てを使って艦を撤退し、ケルヴィンは自動操縦でナラーダへの衝突コースに設定せよというものだった。

 ナラーダでロバウは殺害された。ロバウの生命反応を追跡していたケルヴィンのクルーは即座に事態を認識した。カークはすぐさま回避行動と全兵器の発射を命じ、ナラーダによる攻撃も再開した。ケルヴィンに勝ち目がないことが分かっていたカークは一般命令13号、すなわち艦の撤退を命じた。
 このときウィノナ・カークは陣痛が始まっており、医療シャトル37に乗せられてケルヴィンを撤退した。

Medical shuttle 37
USSケルヴィンを逃れる医療シャトル37

 シャトルクラフトが発進してしまうと、カークはケルヴィンのブリッジでシャトルを魚雷から守った。ついにナラーダへの衝突コースを設定しようとしたとき、彼は自動操縦システムが破壊されていることに気づいた。シャトルが無事に逃れられるためには自動操縦でナラーダへ衝突するしかない。カークは最後に、妻と生まれたばかりの息子ジェイムズ・T・カークの声を聞いて、自らを犠牲にした。カークがケルヴィンの艦長を務めたのはたったの12分間であったが、彼の犠牲は、妻と息子を含む800名の命を救った。

後世への影響編集

 のちにクリストファー・パイクはUSSケルヴィンについての論文を書き、指揮官としてのジョージ・カークの行動について触れた。2255年にパイクはこの話をジェイムズ・T・カークにし、宇宙艦隊に入隊して父親を超えてみろと語った。(スター・トレック

 ケルヴィン記念記録保管庫の名はUSSケルヴィンにちなんでいる。

 2259年アレクサンダー・マーカス提督のオフィスにUSSケルヴィンのレプリカが飾られていた。(スター・トレック:イントゥ・ダークネス


クルー情報編集

付録編集

背景編集

Mysterious Corridor
謎の通路 (NCC-1701.com)

 ケルヴィンの名前はイギリスの物理学者ケルヴィン卿に由来しており、またJ・J・エイブラムス監督の祖父であるハリー・ケルヴィンにも由来している。[1]ケルヴィンのレジストリ・ナンバーはハリー・ケルヴィンの誕生日である。(スター・トレックDVDオーディオコメンタリー)

 製作の初期段階では、この宇宙艦は「アイオワ」と名付けられていた。[2]これには「カークの出身地がアイオワである」という設定と関連があると思われる。しかし、作家のロベルト・オーチーアレックス・カーツマンは、同じ名前の米国海軍の軍艦USSアイオワ(BB-61)が有名過ぎるという理由でこれを却下した。(Star Trek Magazine issue 146)

 オーチーによると、交戦中にケルヴィンが記録したナラーダの先進的な技術データは恐らくシャトルで宇宙艦隊に持ち帰られたであろうということである。このデータが得られたことで、宇宙艦隊の宇宙艦や技術は元の時間軸とは異なった発展をとげたのだとも彼は示唆した。[3]エイブラムス監督はMTVのインタビューで、「ナラーダとの遭遇がなければ発展しなかったであろうアイデアや技術が生まれた」と言っている。[4]ケルヴィンが収集したデータを元に、宇宙艦隊はナラーダのミサイルに対抗するための対策を開発したのである。

 バイラルプロモーションサイトの一つであるNCC-1701.comではたまに謎の通路の画像が見られ、それはおそらくUSSエンタープライズのものだと思われていた。それは実際はケルヴィンの通路で、劇中ではジョージ・カークが指揮をとる非常に短い時間の間に登場した。

 Blu-rayの三枚目のディスクにはケルヴィンが全長1,500フィート(457.2メートル)であると示す構想画が収録されている。『Star Trek - The Art of the Film』によると、全長2148フィート(655メートル)である。

外部リンク編集

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