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鏡像宇宙
(共存する裏の宇宙)

元の時間軸の当該項目については、USSディファイアント(NX-74205)を参照。

 ISSディファイアント(ISS Defiant NX-74205)はテラン反乱軍によってベイジョー軌道上のテロック・ノールで建造された戦艦である。同艦は2371年に表の宇宙のディープ・スペース・9から盗まれた設計書に基づいて、テラン反乱軍がクリンゴン・カーデシア同盟と戦うために建造され、テロック・ノールの戦いでその戦闘力を発揮した。

デザイン[]

 表の宇宙のディファイアントと同様に、ディファイアントは宇宙域で最も強力な軍艦の一つであった。同艦の重フェイザー・キャノン量子魚雷は同盟にとって未だ未知の技術であり、ガロア級巡洋艦とクリンゴン・バード・オブ・プレイは大損害を受けた。

歴史[]

ISS Defiant under construction 1

テロック・ノールで建造中のディファイアント(2372年)

 2372年、反乱軍はテロック・ノールを占領したが同盟側は直ちにステーションを奪還するために大規模な攻撃艦隊を差し向けた。この攻撃艦隊はウォーフ執政官が指揮を執っていた。スマイリー・オブライエンはこの危険をあらかじめ認識しており、前年に表の宇宙のDS9から盗み出していたディファイアントの設計図を基に戦艦ディファイアントの建造に着手していた。工事は最終段階まで進んだが、ディファイアントは船体サイズに比較して強力すぎるワープ・コアを装備していたためにフルパワー時に船体が爆発寸前になるという問題を解決できずにいた。

 スマイリーはこの問題を解決するために、表の宇宙でUSSディファイアント(NX-74205)の設計を監督したベンジャミン・シスコ大佐を呼び寄せ、協力を求めた。シスコは慣性ダンパーのオーバーホールで構造統合フィールド・グリッドを強化することをアドバイスし、作業は2週間あれば終わると言った。これに対してスマイリーは4日で済ませてくれるように頼んだが、直後、同盟艦隊はディファイアントの存在を知り、速度を上げてテロック・ノールへ向かった。幸い、戦いが始まる直前にディファイアントは首尾よく完成できた。

 執政官の旗艦に比べてはるかに小型なディファイアントは、シスコの操縦で巧みに攻撃を交わして敵に大打撃を与えることに成功した。ディファイアントの反撃により、執政官のテロック・ノール奪還の目論見は敗れ、同盟艦隊は撤退した。(DS9: 鏡あわせのジェニファー

ISS Defiant tailed by the Regent's flagship

遮蔽解除した執政官の旗艦に後ろをとられるディファイアント

 2375年、ディファイアントはスマイリーの指揮下にあった。エズリ・ティーガングランド・ネーガスゼクの身代金として表の宇宙から執政官の旗艦に装備するために遮蔽装置を盗み出すようにクワークロムに命じ、鏡像宇宙へやってきていた。ロムは執政官の旗艦に遮蔽装置を装備する際に破壊工作を仕掛けており、ディファイアントはこの破壊工作によって執政官の旗艦を無力化し、奪取することに成功した。(DS9: 平行世界に消えたゼク

付録[]

登場回[]

背景[]

 Las Vegas Propworx オークションのロット164は、『鏡あわせのジェニファー』と『平行世界に消えたゼク』で鏡像宇宙のディファイアントのブリッジに使われた就航記念銘板のカバーであった。これに、ISSのプレフィクスと登録番号が書かれている。 ロットの説明書きによると、これはダグ・ドレクスラーのコレクションから出品されたものである。[1]

外部リンク[]

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