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量子魚雷

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USS Defiant firing quantum torpedoes

量子魚雷を発射するUSSディファイアント

 量子魚雷(Quantum torpedo)とは、少なくとも宇宙艦隊カーデシア軍鏡像世界でのテラン反乱軍)が採用している戦術兵器である。

仕様編集

 宇宙艦隊の量子魚雷は通常の光子魚雷と似たケースを使用する。(DS9:過信) また、量子魚雷での攻撃にも耐える物質としてニュートロニウムという物質が言及されたことがある。(DS9:戦士の宿命

詳細編集

Q Torp

Pho-torp Mark Q-II弾頭

 量子魚雷の基本機構は2236年に最初に実験が開始された。そして、完成モデルの弾頭は2355年に検査され、その後大量生産が開始された。この弾頭形式はPho-torp Mark Q-IIと呼ばれるモデルであり、光子魚雷のケースとは若干違う形状をしているのが特徴である。

 量子弾頭は零点フィールドとよばれる量子理論的真空[1]から急速にエネルギー抽出を行う。 弾頭は種別1の位相幾何学的超弦理論に基づいた、全長1.38メートルの滴型の真空フィールド・チャンバー内(チャンバー内は完全な真空状態となっている)に収納された11次元の時空連続体膜で構成されており、爆発の際には時空連続対膜を拡張させ、零点フィールドから抽出されたエネルギーが反応し極めて強力な爆発力を生み出す。この爆発力によって対象の物質は原子未満の粒子となる。

 量子魚雷の推進システムは、4基の核融合反動推進エンジンワープ・フィールド維持装置である。これは光子魚雷と同様に、ワープ航行中に射撃を行った際にワープ速度を維持したまま標的へと推進するための装置であり、自力で亜光速からワープ速度まで加速することは不可能である。従って、亜光速状態で射撃された魚雷は亜光速で目標へ向けて推進し、ワープ速度で射撃した際には超光速で目標へ向けて推進する。ワープ・フィールド維持装置は物質/反物質燃料電池からのエネルギーによって動作している。また、魚雷の飛行管制のためにバイオ神経ジェル・プロセッサーを内蔵している。

 魚雷ケースにクラス8探査機及びクラス9探査機のケースを用いる場合がある。その他にもマイクロ量子魚雷も開発されている。(Star Trek: Deep Space Nine Technical Manual

歴史編集

 量子魚雷は通常の光子魚雷からアップグレードされた兵器である。導入されたのは2371年であった。同年、鏡像宇宙のテラン反乱軍は惑星連邦からディファイアント級の図面と量子魚雷技術を盗み出し、実用化した。(DS9:奪われたディファイアントDS9:鏡あわせのジェニファー

 宇宙艦隊では当初、量子魚雷を標準で搭載している艦は極少数であり、ディファイアント級とソヴェリン級がそれに該当する。また、エクセルシオ級強化型のUSSラコタにも量子魚雷が搭載されていた。ドミニオン戦争時にはペレグリン級戦闘機にも量子魚雷が搭載された。(DS9:地球戒厳令・後編DS9:ディープ・スペース9奪還作戦・後編スタートレック:ファーストコンタクト

 また、カーデシア軍カーデシアATR-4107ミサイルにも量子魚雷技術が採用されている。(VOY:惑星破壊ミサイル

背景編集

注釈編集

  1. 量子理論の中で真空とはその物理系の最低エネルギー状態を示す。通常宇宙空間には粒子などの運動から何らかのエネルギーが満ちている状態であるが、その粒子運動が無く、エネルギーが発生していない状態を指す

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