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宇宙艦隊医療部のシンボル

 宇宙艦隊医療部(Starfleet Medical)は宇宙艦隊の医療部を監督する機関である。司令部は地球サンフランシスコに設置されており、その他の施設が他の場所に設置されているかどうかは不明である。同機関は宇宙艦隊の前身機関である地球連合宇宙艦隊と同様に宇宙艦隊設立以前の2151年には設置されている。また、宇宙艦隊メディカル・アカデミーは宇宙艦隊医療部に併設されている。

 23世紀は、宇宙艦隊医療部は軍医総監として知られており、宇宙艦医療士官に対する上位指揮権を有していた。(TOS: 変身!カーク船長の危機

責務[]

 宇宙艦隊医療部は最も高度な医療技術を有しており、多くの病気の症例と治療法を研究開発している。長期診療施設は重篤な患者が長期診療を受けることが可能である。(VOY: 道は星雲の彼方へ

 艦隊医療部は連邦のすべての医学研究活動を監督している。新たな治療法及び薬物療法を行う前に、研究者は宇宙艦隊医療部からの承認を得る必要がある。(TNG: 神経医療エキスパート ドクター・ラッセル) また、艦隊医療部は宇宙艦隊のカウンセラーの各種規則と訓練の監督も行っている。(DS9: 再生する魂

 艦隊医療部は、宇宙艦隊の人員が自由に利用できる大容量の医療情報データベースを維持・管理している。(TNG: プラズマ放電の謎恐怖のイントロン・ウィルス

 宇宙艦隊医療部の下部組織として宇宙艦隊歯科部がある。(DS9: 地球戒厳令・後編

出来事[]

 2151年クリンゴン人クラングスリバンに追撃され地球不時着した。クラングは追跡者を何とか撃退したが、不時着した農場の農民プラズマ・ライフルで撃たれ、宇宙艦隊医療部へと運ばれた。医療部でクラングを治療した医師の一人がフロックスであった。ジョナサン・アーチャー大佐は、フォレスト提督を説得してクラングを母星クロノスまで護送するためにエンタープライズNX-01を急遽出航させた。(ENT: 夢への旅立ち

 2365年USSエンタープライズD医療部長であるビバリー・クラッシャーは一時的に宇宙艦隊医療部本部へ転属となった。(TNG: 光から生まれた生命進化の刻印

 トビー・ラッセル医師は2368年までに三度、ヒューマノイドへの遺伝子複製機の治験を行う許可を医療部へ提出したが、三度とも治験は却下された。(TNG: 神経医療エキスパート ドクター・ラッセル) 

 2369年ジュリアン・ベシアレプリマットベイジョー人女性に宇宙艦隊医療部での卒業試験の時の話をして聞かせた。(DS9: 超生命体"Q") また、別の機会ではキラ・ネリス少佐に医学生最初の年に患者の死亡判定にトリコーダーの数値を信じてはいけないと学んだと語った。(DS9: 宇宙囚人"バンティカ"

 オドー2372年に宇宙艦隊医療部を訪問し、宇宙艦隊が創設者に関する情報を得るための医学的検査を受けた。この検査の際に、セクション31は密かにオドーを形態ウィルスに感染させた。

 2374年、宇宙艦隊医療部はカスペリア・プライム医学学会を開催した。医療部の医学学会は毎回ライサ等のリゾート惑星で行われる。(DS9: 記憶なきスパイ

 2375年までに宇宙艦隊医療部によって制定された規則の一つとして、最前線任務は連続90日を超えてはいけないというものであった。(DS9: 戦争の影-AR558攻防戦-

 2375年後半にオドーが形態ウィルスに感染し、そのウィルスが既にドミニオンの創設者に浸透していた。ジュリアン・ベシアはオドーを治療するために形態ウィルスの研究を行っていたが、艦隊医療部は創設者との戦争中であることを理由にベシアの医療ファイルへのアクセスを拒絶した。しかし、アクセス権限があるベンジャミン・シスコ大佐の助けで数10年間に渡るモーラ・ポル博士によるオドーの医療ファイルを得ることができた。しかし、そのファイルはセクション31によって偽造されたものであった。(DS9: 嵐の予兆

 生命体8472は、対連邦潜入のための地球シミュレーションの中で宇宙艦隊医療部も再現していた。(VOY: 偽造された地球

別の時間軸[]

 別の時間軸において、2378年トゥヴォック少佐は変性神経障害を患い、宇宙艦隊医療部の治療施設に入院した。また、ヴォイジャーのドクター2404年に宇宙艦隊医療部の医療施設で勤務しており、タキオン放射線から生体物質を保護できる新薬クロネクサリンの開発に携わっていた。(VOY: 道は星雲の彼方へ

人物[]

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