空間異常(spatial anomaly)は時空連続体の様々な異常に当て嵌まる非常に広い意味の語である。現象としては、不規則な重力であったり、宇宙艦の装備や個人に損害を与える空間の波、物理法則の変化、あるいは人類の脳への悪影響などがある。
空間異常の例
デルフィック領域は多数の巨大な球体による空間歪曲で満たされていた。球体創造者は球体を使って、この領域を自分達の住める超次元領域の環境へと変えようとしていた。トリアノン人達は空間異常を「創造者の息吹」だと表現した。 (ENT:トレリウムD、ENT: 選ばれし領域)
USSエンタープライズ(NCC-1701-D)は、反時間の噴出が原因で時空連続体が多位相時間収束している空間異常に遭遇した。(TNG:永遠への旅)
USSヴォイジャーがデルタ宇宙域で遭遇した空間異常は重力子楕円と呼ばれ、亜空間を移動して時折何の前触れも無しに通常空間に出現する非常に稀なものだった。(VOY:電磁空間アレース4)
他の空間異常
- カオス・スペース(VOY:眩惑のカオス・スペース)
- 宇宙ひも(TNG:失われたテレパシー)
- 変動リング(VOY:空間変動波)
- 空間の穴(TNG:闇の住人)
- 相互位相(TOS:異次元空間に入ったカーク船長の危機)
- 逆転フィールド(DS9:最終兵器解体の陰謀)
- ムラサキ312(TOS:ゴリラの惑星)
- 分子反転フィールド(TNG:少年指揮官ジャン・リュック・ピカード)
- 粒子の泉(VOY:アリスの誘惑)
- 量子フィラメント(TNG:エンタープライズ・パニック)
- 空間内破(VOY:空間変動波)
- ヴォイド(空間異常)(VOY:略奪空間の怪人達)
- タイカン断層(TNG:謎めいた狂気)
- ワームホール
- クリエーション・ポイント(TAS:魔星メーガスの半獣人)
- 空間屈曲(VOY:断絶するQ)
- 空間断層(VOY:二つのヴォイジャーなど)
- 亜空間圧縮異常(DS9:ルビコンの奇跡)
- 暗黒物質星雲(TNG:恋のセオリーなど)
関連項目
付録
言及
直接「spatial anomaly」が言及されたエピソード。