名称: | 炭素 |
記号: | C |
元素番号: | 6 |
原子量: | 12 |
炭素(Carbon)は元素の一つで周期表の原子番号6の半金属元素、略称記号C。6個の陽子と6個中性子と6個の電子から構成される。原子量12.0107u。19.927×10-24g。12×1012eV。融点3823K(3550℃)、沸点5073K(4800℃)。同位体13Cは6個の陽子と7個中性子と6個の電子から構成される。宇宙にとても広く分布し恒星、彗星、多くの惑星の大気圏に存在する。炭素は元素の中でもユニークで膨大な数と種類の化合物が作られ、炭素ベース生命体等の有機体の素材にもなっている。
炭素は様々な晶系の結晶質の石墨、ダイヤモンド、および白炭などとして存在する。石墨は最も柔らかい鉱物である一方、ダイヤモンドは最も硬い。炭素は地球の大気に豊富に存在し、惑星中の水にも溶け込んでいる。石灰石など岩石の組成、マグネシウムと鉄、石炭、石油や自然の気体に主に炭化水素として存在する。
他の炭素原子や、水素、酸素、窒素等と結合しており、莫大な数の化合物が存在し、多くの場合有機体や生命維持に不可欠である。炭素ベース生命体は炭素無しでは生きてはいけないだろう。
部分的に炭素-窒素の反応からエネルギーを生み出している恒星がある。
炭素には多くの同位体が存在し、炭素12は原子量の基本単位に使われ、炭素14は半減期の長い(約5730年)同位体で量子レベルが使用されるまで歴史的遺物の年代測定に用いられた。
炭素70はコムバッジの外殻にベリリウム、珪素、金等と共に使われている。これは同位体では無く(陽子6個と中性子64個ではとても不安定)70個の炭素原子が特殊な配置や結合で構成されるフラーレンと呼ばれる高分子。
炭素は炭素鋼を作るのに用いられる。
バーザン人に炭素化合物で構成された軌道施設の建設を供給する代わりに、連邦はバーザン・ワームホールの購入権を打診された。(TNG:非情なる駆け引き)
関連項目[]
- 炭素反応チャンバー