Memory Alpha
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新時間軸
(2233年分岐)

 新時間軸(Alternate reality)は、2387年ロミュラスを滅ぼすことになる超新星を未然に破壊するために、スポックによって赤色物質で生成されたブラックホールによって引き起こされた平行宇宙の一つである。ロミュラン人ネロは採掘船ナラーダでブラックホールを通過し2233年の宇宙へタイムスリップした。そこで遭遇した連邦宇宙艦USSケルヴィンを破壊してジョージ・カークリチャード・ロバウを殺害した。スポックは2258年にこの時間軸に到着しネロによって捕らえられてしまう。そして、ネロはスポックから奪った赤色物質でヴァルカン星を破壊した。しかしながら、ネロによる地球破壊の試みはUSSエンタープライズとそのクルーによって阻止された。(スター・トレック

付録[]

背景[]

Spock, 2387

新時間軸を生きることになった元の時間軸からのスポック大使

 新時間軸は、別の量子現実として元の時間軸と平行して進んで行く。新時間軸においても「宇宙大作戦」の世界で起こった出来事の多くは起こるであろうし、また「スター・トレック」の脚本家アレックス・カーツマンロベルト・オーチーによれば、今回の映画は元の時間軸を途切れさせるものではない。[1]

 新時間軸の技術が元の時間軸の同時期に比べてより進歩している理由について、ロベルト・オーチーが Ain't It Cool News での投稿[2]と「Star Trek Magazine」のインタビュー[3]で、また監督のJ・J・エイブラムスが MTV のインタビュー[4]で説明をしている。それはUSSケルヴィンによってスキャンされた24世紀の船であるナラーダのデータが、生存者によってシャトルで持ち帰られたからだというものである。これにより、元の時間軸の同時期よりも進んだ技術が発展した。

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