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惑星連邦

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惑星連邦
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惑星連邦国章
設立年: 2161年
領土: アルファ宇宙域およびベータ宇宙域
同盟国: クリンゴン帝国
首都: 地球
国家元首: 連邦大統領
政府首班: 連邦大統領
立法機関: 連邦評議会
司法機関: 連邦最高裁判所
構成種族: 連邦加盟種族を参照
軍備: 宇宙艦隊
情報機関: 宇宙艦隊情報部
通貨: 連邦クレジット
惑星連邦国旗
その他の連邦は連邦(曖昧さ回避)を参照。

 惑星連邦(United Federation of Planets)は、恒星間の連邦共和国であり、連邦加盟惑星間の科学技術、文化等の互助、共通の外交・防衛政策を共通の目的とした一大国家である。一般的に連邦と呼称される。アルファベットでの略称はUFP。(TOS:怪獣ゴーンとの対決コンピューター戦争DS9:戦慄のガンマ宇宙域VOY:怯える子供達スタートレック:ファーストコンタクト) 連邦はアルファ及びベータ宇宙域の既知の領域内で最も強力な勢力であり、その支配領域は8000光年に及び、150カ国以上の加盟国によって構成されている。(スタートレック:ファーストコンタクト) 尚、周辺諸国は単一の支配種族によって統治される帝国等の国家が群立している。(TOS:クリンゴン帝国の侵略スタートレック:ネメシスENT:ロミュランの陰謀) また、連邦を構成する諸国は希望して連邦に加盟し、民主的社会を構成しておりすべての国家は対等であった。(TNG:混迷の惑星ケスプリットDS9:聖なる神殿の謎預言者シスコ地球戒厳令・後編VOY:夢みるホログラム

 惑星連邦はまた、宇宙調査、外交、防衛を担う組織として宇宙艦隊を保有している。(TOS:歪んだ楽園光るめだま惑星オリオンの侵略劇場版スタートレック

連邦の歴史編集

歴史の詳細は惑星連邦の歴史を参照
Federation founding ceremony, 2161
2161年 連邦憲章調印式
Founding Species of the Federation
惑星連邦創立主要種族:人類ヴァルカンアンドリアンテラライト
Borg cube engaged at Sector 001
ボーグによる侵略
San Francisco attacked
ドミニオン戦争中、地球も攻撃の対象となった

 惑星連邦は、2161年地球サンフランシスコで設立された。(TNG:両性具有ジェナイ星人ENT:最終決戦最後のフロンティア
 連邦発足の要因となったのは、2154年ロミュラン帝国による宇宙域の勢力バランスに混乱を生じさせようとする陰謀に対抗するために、一時的に地球連合ヴァルカン最高司令部アンドリア帝国テラライト政府が同盟を結んだことであった。これをきっかけに各国の歩み寄りが進み、惑星連合が結成された。そして、その一年後にはその他の種族(デノビュランライジェリアンコリダン等)も同盟に加わり、2161年には最終的に惑星連邦という組織が成立した。(ENT:ロミュランの陰謀テラ・プライム・前編最後のフロンティア

 惑星連邦設立の目的は平和であった。しかし、連邦の周囲にはクリンゴン帝国ロミュラン帝国などの多くの非友好勢力が存在していた。惑星連邦に多くの種族が加盟するに従って、これらの周辺の強国との対立関係も大きくなっていった。23世紀における主要な敵対国はクリンゴン帝国であった。2267年オルガニア人による調停によってオルガニア条約が締結されるまでの間、連邦とクリンゴン帝国間でしばしば武力衝突が発生していた。この条約をきっかけに両勢力の緊張は次第に緩和されたが、依然として緊張状態は続いていた。(TOS:クリンゴン帝国の侵略) 両国の関係の大きな転機は2293年に訪れた。クリンゴン帝国が国家の存亡にかかわる経済危機に陥った際に、クリンゴン帝国のゴルコン総裁の呼びかけで惑星キトマーキトマー会議が行われた。その会議で、連邦とクリンゴン帝国間でキトマー条約が締結された。この条約は両勢力の一世紀以上の長期にわたる敵対関係が事実上終結したことを意味した。(スタートレック6:未知の世界) 別の時間軸において2344年ナレンドラ3号星のクリンゴン前哨基地防衛戦でUSSエンタープライズCが破壊されたことで、この条約によってもたらされたクリンゴンと連邦の平和共存関係が一層強固なものとなったことが明らかとなった。(TNG:亡霊戦艦エンタープライズ“C”

 24世紀の初期は比較的平和な期間であり、連邦は長期間にわたる銀河系の平和的な探索を開始した。しかしながら、依然としてもう一つの強国であるロミュラン帝国とは冷戦状態は続いており、2340年代にはカーデシア連合タレリア共和国ソリア連合ツェンケチ等の好戦的な勢力との局地的紛争も頻発している状況ではあった。しかしながら、それらの状況を差し置いても比較的平和な時代と言える状況であった。

 2365年ボーグとの遭遇により、それまでの平和は突然終結を迎えることになる。ボーグは高度なサイバネティクス生命体であり、極めて強力で破壊的な侵略勢力であった。ボーグの脅威はそれまでの敵対勢力とは異なり、最も恐るべき脅威となった。そして、2366年2373年の二度にわたる太陽系侵攻では多大な被害を受けた。(TNG:無限の大宇宙浮遊機械都市ボーグ・前編浮遊機械都市ボーグ・後編スタートレック:ファーストコンタクト

 2370年には、ガンマ宇宙域の強大な侵略勢力であるドミニオンと接触し、冷戦状態へと突入することとなった。また、ドミニオンの工作によりそれまで比較的平和に保たれていたアルファ及びベータ宇宙域の勢力間の関係が悪化し、激動の時代へと移り変わっていった。そして、アルファ宇宙域の強国の一つであるカーデシア連合がドミニオンに加わり、2374年には連邦・クリンゴン帝国とドミニオン間で銀河系史上最大規模となるドミニオン戦争が勃発し、最終的にはロミュラン帝国やブリーン連合といった主要な勢力が参戦するという一大大戦に発展した。また、2375年には連邦はその歴史上初めて本拠地である地球宇宙艦隊本部が直接攻撃にさらされ(サンフランシスコ襲撃ベータゼットコリダンベンザールといった主要な加盟惑星が一時的に占領されるという事態に陥った。また、この戦争では何千隻もの連邦艦や何百万もの人命が失われる結果となった。この戦争を含めて、24世紀後半は惑星連邦にとって最も血の流された時代として記憶されている。(DS9:敗れざる者・後編変節の時

 しかしながら、この戦争の余波で連邦はそれまでの敵対国家(主にロミュラン帝国)との新しい関係を築くことにも成功した。2379年にロミュラン帝国で発生したシンゾンの政変においては、連邦とロミュラン帝国が協力し事態を収拾することに成功した。そして、連邦設立以前から実に2世紀以上敵対関係にあったロミュラン帝国との新しい時代が幕を開けようとしている。(スタートレック:ネメシス

 26世紀の可能性の未来の一つでは、連邦にはイセナイトズィンディ、クリンゴン帝国が惑星連邦に加盟しており、2550年には球体創造者と呼ばれる種族による銀河系侵入を防ぐための重要な勢力であることが判明している。(ENT:爬虫類族の攻撃) また、31世紀には時間冷戦が勃発しており、連邦は正しい歴史の保全と維持のために機能していた。(ENT:時間冷戦・前編時間冷戦・後編

領域編集

Paris2372
連邦大統領のオフィス
連邦加盟国及び連邦コロニーも参照。

 惑星連邦の領域は天の川銀河アルファ宇宙域及びベータ宇宙域に位置しており、2370年代には8、000光年に渡る領域を持ち、約150の種族、約1000の惑星及びコロニーが加盟している。(DS9:戦慄のガンマ宇宙域VOY:怯える子供達スタートレック:ファーストコンタクト

 隣接している勢力として、ベータ宇宙域側にロミュラン帝国クリンゴン帝国アルファ宇宙域側にカーデシア連合フェレンギ同盟ソリア連合ブリーン連合ズィンディツェンケチ等が存在している。

政府編集

 惑星連邦は加盟国による共和国であり、地球にその中央政府が設置されている。(TOS:バルカン星人の秘密DS9:預言者シスコVOY:偽造された地球スタートレック4:故郷への長い道) 連邦政府は行政府、司法府、立法府の三つの機関から成っている。国家元首連邦大統領である。

 連邦加盟惑星には連邦憲章の範囲内で自治権が認められており、加盟惑星にはそれぞれの文化や風習、法律が認められている。基本的には加盟惑星が警察力や防衛力を除く独自の軍事力を持つことは禁止されており、国家安全保障はすべて宇宙艦隊に委任されている。

 惑星連邦政府の本質は共和国政府であり、各加盟惑星はその惑星政府の実質上の行政下に置かれており惑星連邦政府が直轄する体制ではない。これは1860年代のアメリカ合衆国の体制と非常に似ている体制である。

 各地方政府は連邦法に反さない限り独自の法を持つことが許されており、かなり大きな裁量権が認められている。しかし、連邦法には地方法を覆し加盟国家の領土で戒厳令を宣言する権限を保有している。(DS9:地球戒厳令・前編

行政府編集

Federation presidential seal
連邦大統領記章

 行政府は連邦政府の政務を実行する機関であり、民主的に選出された連邦大統領が代表である。(DS9:地球戒厳令・後編スタートレック4:故郷への長い道

 大統領は、国家元首と政府首班の両方を兼任し、連邦政府の最高責任者として外交政策の大部分を決定しており、予算管理を行い、惑星連邦の全軍事力の最高司令官でもある。(スタートレック6:未知の世界

 大統領のオフィスは、地球パリに置かれている。(スタートレック6:未知の世界DS9:地球戒厳令・後編

 また、連邦大統領は連邦内閣を組閣し、行政を運営している。(DS9:心の決死圏

行政機関編集

 連邦は多くの行政機関を有している。

 また、セクション31と呼ばれる組織が連邦の利益のために非合法手段を伴った影の任務を遂行していることが知られている。(DS9:記憶なきスパイ

立法府編集

Federation Council chamber, 2286
連邦評議会議場

 連邦評議会(The Federation Council)は、惑星連邦の立法府として存在する一院制の議会である。(TOS:バルカン星人の秘密) 連邦評議会は各加盟惑星からの代表が参加し、連邦法の立法、修正、批准する権限が与えられている。(DS9:預言者シスコTNG:危険なワープ・エネルギー

 また、連邦評議会は連邦の軍事力の行使についての権限を有している。また、時として軍法会議を招集し、宇宙艦隊の行動や判断について直接命令を下す場合もあった。(スタートレック4:故郷への長い道TNG:亡命者) また、連邦評議会は連邦の外交政策についての最終的決定権を有している。(DS9:クリンゴンの暴挙裏切り者は誰だ

 連邦評議会の議場は、地球の北米大陸サンフランシスコに置かれている。

司法府編集

 連邦最高裁判所(Federation Supreme Court)は、連邦法によって惑星連邦の司法の最高権限を有する機関であると規定されている。(DS9:ジュリアンの秘密

連邦法編集

Federation Charter
連邦法の一部(2377)
詳細は連邦法を参照

 連邦法は基本政綱と法の二つによって構成されている。

 連邦市民の権利と責任についての記載

軍備編集

Starfleet command emblem
宇宙艦隊のエンブレム(24世紀版)
詳細は宇宙艦隊の項を参照

 宇宙艦隊は惑星連邦が保有する軍備であり、そして宇宙探査のための機関である。主な任務は銀河系における惑星連邦の文化や科学技術の振興と連邦の軍事的防衛任務である。また、同時に重要な外交任務も担っている。ディープ・スペース・ミッションでは頻繁に未知の文明や種族とのファースト・コンタクトを行った。そのため、宇宙艦隊士官は軍人としてだけではなく、科学者そして外交官としての連邦を代表する任務にも従事する。宇宙艦隊はその任務の性質上、外交任務で大使を輸送する任務にも頻繁に使用された。(TNG:謎の宇宙生命体TOS:惑星オリオンの侵略

 宇宙艦隊は通常の常備軍という性質は基本的に持ち合わせていないが、非常事態においては軍隊として機能している。 (DS9:戦う勇気DS9:戦争の影-AR558攻防戦-

経済編集

 連邦が流通させている通貨連邦クレジットと呼ばれている。この通貨は、連邦内外での取引に利用されている。(TOS:クリンゴン帝国の侵略) また、連邦加盟国内で入手できない資源を、他の加盟国が提供することが義務付けられていた。(TOS:惑星アーダナのジーナイト作戦

 連邦加盟国は、独自の経済モデルを採用することができた。例えばボリアンが流通させている通貨は独自の経済を成立させている。ボリア銀行は主要な恒星間金融機関として知られている。(DS9:ディファイアントの危機モーンの遺産) しかし、24世紀の地球においては経済活動のための通貨を用いる経済習慣はなくなっている。(スタートレック:ファーストコンタクト

連邦加盟編集

 惑星連邦への加入には、加盟申請を自ら行うか、連邦自らの加盟打診によるものの二通りが存在する。後者の場合はある要件を満たすだけで加盟が認められた。

 前者の場合は、加盟希望の政府が連邦評議会に対して加盟申請を行うことから始まる。加盟申請が行われると、その政府の文化や制度などの徹底的な調査が開始される。この調査には数年の歳月を要する場合もある。この調査では、惑星連邦が基本とする平和的な共存が可能か、他の加盟惑星との協調は可能か、法治体制か、平等な権利を認めているか等の文化的価値観を満たしているかどうかを慎重に審査を行うためである。(DS9:預言者シスコTNG:人間の条件混迷の惑星ケスプリット

 しかし、惑星連邦への加盟審査を受ける以前に以下の大前提たる要件を満たさなければならない。

加盟惑星リストは惑星連邦加盟惑星を参照。

連邦の評判編集

 惑星連邦はその広大な領域と歴史から、隣接する複数の種族や政府から様々な評価を得ている。

 23世紀クリンゴンのプロパガンダでは、連邦は囚人を死の収容所へ送り、科学や軍事の秘密を聞き出すために囚人を拷問するという残虐な行為を行っていると主張した。2268年USSエンタープライズマラは夫のカンが連邦の囚人の扱いについてその様に言っていたことを思い出したが、それは事実とは違うということを知った。ジェイムズ・T・カーク大佐は彼女が連邦について学ぶ良い機会になったと述べている。(TOS:宇宙の怪!怒りを喰う!?

 2269年惑星セロンロカイという住民が第4宇宙基地から連邦シャトルを盗み出した。ジェイムズ・T・カーク大佐は彼を査問した際に、ロカイは惑星連邦を惑星連合艦隊と誤って覚えていたため、その誤りを正した。(TOS:惑星セロンの対立

 2372年ディープ・スペース・9がクリンゴンの攻撃に備え準備しているときに、クワークガラックにクリンゴンが攻めてくることに関して、商売の救済のための唯一の望みが連邦であると述べた。クワークは地球ルートビアーを引き合いに出し、「泡がきつくて嫌みだが、お気楽な味だ」と評し、ガラックは「まさに連邦そのもの」であると評した。しかし、「どういうわけかずっと飲んでいる内に病み付きになる」と述べた。(DS9:クリンゴンの暴挙

 連邦とクリンゴン帝国の関係が悪化する前に、カーンキトマー条約破棄についてクリンゴン最高評議会で反対を表明したが、却下された。その後、クリンゴンと連邦は第二次連邦・クリンゴン戦争へと突入していくことになった。彼は後に兄のウォーフに条約破棄反対の理由として「ガウロンは連邦を過小評価している」と述べている。(DS9:モーグの息子たち

 マキのリーダーとなったマイケル・エディングトンに対してベンジャミン・シスコ大佐が理由を尋ねると「なぜ連邦はマキを放っておいてくれないのですか。」と述べ、「何故か。我々が連邦を脱退したからです、それだけはどうしても許されない。楽園を去る奴なんかいない、誰もが連邦に加わるべきだと思い上がっている、もちろんカーデシアも例外じゃない。レプリケーターをせっせと送っているのも、いつか連邦評議会の椅子にカーデシアを座らせたいからだ。連邦のやってることはボーグと何も変わらない、ボーグは次々に相手を同化していくが、連邦も同じだ。相手を飼い慣らし、同化しているじゃないですか。」と述べている。(DS9:裏切り者は誰だ

 ドミニオンの連邦に対する評価は否定的であった。オマリオン星雲の戦いオブシディアン・オーダータル・シアーを壊滅させた可変種は「これから脅威となりそうなのはクリンゴンと惑星連邦だ。だがそれもすぐに脅威は取り除かれるだろう」と述べた。(DS9:姿なき連合艦隊・後編) また、ウェイユン連邦とドミニオン間の冷戦が緊迫する中で、シスコ大佐に対して「ドミニオンは2000年の間栄えてきた。連邦が崩壊し宇宙の塵になってもドミニオンは栄えつづけるだろう、それはやがて歴史が証明する」と述べた。(DS9:戦士の宿命) また、ドミニオンに加わり、カーデシア政府の代表となったデュカットはシスコに対して「ドミニオンに加われば多くの命が救われ、惑星連邦が歴史のはるか彼方に消えるのを避けられる」と述べている。(DS9:敗れざる者・後編

 後のドミニオン戦争中、ウェイユンは「連邦のような広大な領域を支配するのは容易じゃない。膨大な数の艦が必要になるでしょうね。強大な占領軍を投入し、監視の目は一時も緩められません。」と述べ、「連邦の…統治の鍵になるのは…地球ですよ。我々に対する抵抗勢力が生まれるとすれば、それは必ず地球でしょう。」とも述べている。(DS9:ディープ・スペース9奪還作戦・後編

 2375年ソーナアーダールアフォマシュー・ダワティ中将に対して「連邦は年老いている。過去 24ヶ月に、彼らは宇宙域のあらゆる主要な勢力によって挑戦され続けて来た…ボーグ、カーデシア、ドミニオン。皆連邦の死の匂いを嗅ぎつけている。だからあなたは我々の提案に応じた…なぜなら、それが親愛なる連邦に新しい生命力を与えるからだ。」と述べた。(スタートレック:叛乱

関連項目編集

付録編集

注釈編集

  1. 連邦憲章連邦法の関係は不明瞭であり、双方に個人の権利についての記述を見ることができる。憲章が惑星の加盟に関する要件について記載されたものであり、連邦法は加盟惑星の実際の運用に使用されるものと判断できるかもしれないが、明確に語られてはいない。

外部リンク編集

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