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亜空間カタパルト

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Graviton catapult

カタパルトでジャンプしようとするタッシュの宇宙船。

 亜空間カタパルト(Subspace catapult)[1]ワープ航行を遥かに凌ぐ推進技術の一つで、宇宙船を零空間へ打ち出すことで長大な距離を飛び越えさせる。タッシュが開発建造した。

概要編集

 カタパルトはパワー・コアから発生する強力な重力子サージをプロジェクターから放ち、とらえた宇宙船を零空間へ打ち出す。宇宙船はその空間を数時間航行を続けた後、通常の空間に戻ると最大で何千光年もの距離をジャンプしたことになる。距離は重力子フィールドの強度で調節する。

 カタパルトは希少なテトリオン・リアクターを動力源としている。

歴史編集

 2376年以前のある時、タッシュは不安定なワームホールの調査中に故郷の惑星から10年以上の距離に取り残されてしまった。そのため彼はこのカタパルトを建造した。探査機を使用した実験ではおよそ600光年ジャンプさせることに成功したが、コアが不安定になってしまった。

 コアの修理を続けて2週間たった頃、重力子変動を10光年先で感知したUSSヴォイジャーがタッシュのカタパルトを訪れた。ヴォイジャーのクルーはカタパルトの修理に協力し、ディフレクター盤から重力子パルスを数回発射することでコアを安定化することに成功した。タッシュの宇宙船はジャンプを決行した。零空間の航行中にシステムが数個オーバーロードしたり外壁に負荷がかかってシールドの調整が必要になったりしたものの、5千光年[2]のジャンプは成功した。タッシュは次にジャンプするヴォイジャーのために、シールドの調整情報を送った。

 キャスリン・ジェインウェイ艦長は数回の実験を行い、探査機を送って問題なければヴォイジャーをジャンプさせることを決めた。最終的にヴォイジャーはジャンプを行い、1時間未満で故郷までの距離を30セクター、3年分縮めることが出来た。

セブンの疑惑編集

 カタパルトが不安定化した際、ヴォイジャーの天体測定ラボは瞬間的にイプシロン放射の爆発的な放出を記録していた。イプシロン放射はテトリオン・リアクターの副産物だったが、タッシュはカタパルトにテトリオン・リアクターを使っていることを隠していた。同種の動力源を使っていたのは、ヴォイジャーが遭遇した限りでは5年前の管理者のアレイだけであった。

 セブン・オブ・ナインはカタパルトの背後に管理者の陰謀があるのではと疑い、ジェインウェイ艦長に警告した。新しい皮質処理サブユニットを利用して調査を進めるうちにセブンは管理者のアレイのテトリオン・リアクターが破壊を免れてタッシュの手に渡った可能性を見いだした。セブンは今度はジェインウェイ艦長の陰謀を疑い、カタパルトで軍隊が呼ばれてデルタ宇宙域が侵略されるとチャコティ副長に警告した。ところがセブンは次にチャコティ副長の陰謀を疑い、カタパルトがマキの反乱に利用されるとジェインウェイ艦長に警告した。

 最後にその二つの理論を却下したセブンがたどり着いた結論は、真の陰謀によってセブン自身がカタパルトでアルファ宇宙域へ送られ、宇宙艦隊が対ボーグの戦術データのために彼女を利用するというものだった。セブンは陰謀を止めるためにデルタ・フライヤーでカタパルトと自分自身を破壊しようと試みたが、ジェインウェイ艦長に説得されてどの陰謀も存在しなかったことを納得した。セブンは大量の情報を処理しきれず混乱を起こしていたのだった。(VOY:果てしなき疑惑

付録編集

注釈編集

  1. 劇中では単に「カタパルト」と呼ばれている。『Star Trek: The Magazine Volume 1, Issue 14[1]』やdrex filesでは亜空間カタパルト(Subspace catapult)と呼ばれている。『The Magazine』では零空間が亜空間レイヤーの一つであるとして説明している。
  2. ジャンプ前にキム少尉は「重力子フィールドを100光年ジャンプ用に設定」と述べたが、ジャンプの後でタッシュは「成功です、艦長。5千光年だ」と述べた。

背景編集

 亜空間カタパルトはリック・スターンバックがデザインした。(drex files

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