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ロミュラン無人艦

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ロミュラン無人艦
Romulan drone ship (quarter).jpg
所属: ロミュラン星間帝国
就役: 2154年
速度: ワープ5
乗員数: 無人(遠隔操作)
武装: 三相ディスラプター
防御: マルチスペクトル・エミッター
状態: 計画中止 2154年現在)

 ロミュラン無人艦(Romulan drone-ship)もしくはドローン艦[1]ロミュラン2150年代に実験的に運用した高度な攻撃宇宙艦である。少なくとも二隻のプロトタイプが建造された。

設計編集

 宇宙艦自体はロミュラン・ウォーバードを改造したものであり、推進システムとコマンド回路は当時の典型的なロミュラン軍艦のものと同一であった。ブリッジ・コンソールはチャールズ・タッカー三世マルコム・リードが見た時にはまだブリッジにあった。エンタープライズ(NX-01)のものと比べると非常に小さい。ロミュラン艦はロミュラスからイーナーのパイロットが遠隔操作するように設計されている。遠隔操作はロミュラスの首都にある管制塔で、拉致したイーナーに強制的に行わせていた。二人のロミュラン役人がこの作戦を監督しており、ロミュラン上院議会の特別な関心事であることを示していた。

Romulan drone ship bridge

ブリッジ

Romulan drone ship corridor

内装

 ロミュラン無人艦のブリッジは大きな亜空間トランシーバーが場所をとっており、ロミュラスからの遠隔命令を受信していた。内装は窮屈で、船中の様々な場所の隔壁からは情報ケーブルがむき出しになっていた。クルーはいないため、船のほとんどにおいて生命維持システムがなかった。それに加えて、無人艦は戦闘中に受けた損傷を修復するための自動修理システムを備えていた。

戦術システム編集

 この無人艦は恐ろしい戦闘相手である。本艦はアンドリア帝国軍宇宙艦隊所属のクマリ級巡洋戦艦を最低でも2隻破壊し、ライジェル重武装の偵察船1隻を轟沈させ、テラライト巡洋艦を最低1隻は航行不能にさせていることから、兵器は非常に強力なものだった。

 ボーグほどの技術でないとしても、この艦に実装された自動修理能力は、ほとんどの自らの損傷を人の手を借りずに修復できるため、クルーがいなくても戦闘を有利に進めることが出来た。

 そして、極めつけはクルーを守るための慣性制動機が必要ないために、他の宇宙艦と比べて大変機動性の高い動きをすることが可能である。地球連合宇宙艦隊所属のエンタープライズ(NX-01)との戦闘時は、発射された光子性魚雷を素早く避けただけでなく、当時の照準センサーによる魚雷の誘導すらも不可能だった。

任務編集

 無人艦には高度なマルチスペクトル・エミッター・システムが備えられ、他の船であるかのように姿を偽装することが出来た。無人艦のディスラプターには三相エミッターが使われており、他の船の兵器サインを模倣することが出来た。実際アンドリアン粒子砲テラライトディスラプター宇宙艦隊フェイズ・キャノンなどが模倣された。

 このような特殊な能力を使い、2154年にロミュラン無人艦は地球アンドリアテラー政治的関係を乱すために発進した。最初に無人艦はアンドリアンとテラライトの間に戦争を引き起こそうとした。シュラン司令官の戦艦クマリをテラライト艦の姿で破壊し、次にテラライト大使を輸送する船(つまりはエンタープライズ(NX-01))をアンドリア巡洋戦艦の姿で攻撃した。そして、ロミュランは後に地球人ヴァルカンをも脅かした。無人艦はエンタープライズの姿でライジェル偵察船を破壊したのである。これらの襲撃は、後にバベル危機と呼ばれる一連の動乱を引き起こすことになった。

 しかし、結果的には無人艦がロミュランの技術、つまりはロミュランの艦であることが発覚したため、アンドリアン、テラライト、地球人、ヴァルカンは連合艦隊を形成するに至った。そして、惑星連合の艦隊は協同でロミュラン無人艦を撃退した。これは、ロミュランが最も恐れていたことであった。それも皮肉なことに、連合の形成を妨害するはずの攻撃が、逆に、連合成立のきっかけを与えることになってしまったのである。

Romulan drone-ship explodes

もう1隻の無人艦を破壊する無人艦。

 ロミュランは続いて二隻目の無人艦を発進させ、一隻目との連携でエンタープライズを攻撃した。エンタープライズでテレプレゼンス装置を使ったジャメルがパイロットである兄ゲイレブの遠隔操作を止めさせようとした。攻撃している船に妹がいると気づいたゲイレブはロミュランのコントロールを振り切り、二隻の無人艦を互いに攻撃させた。一隻はそれで破壊され、もう一隻もエンタープライズに破壊された。そして、ゲイレブは自らの意思で一隻目の無人艦を破壊したため、任務を指揮していたヴァルドア提督に殺害され、事実上、ロミュランの無人艦増産計画は頓挫した。

関連項目編集

付録編集

登場回編集

背景編集

 ロミュラン無人艦は『眩惑のカオス・スペース』に登場したchaotic space hulkの再利用である。

注釈編集

  1. 日本語吹き替え版では「ドローン船」と呼ばれている。英語の "drone" には無線操縦によるミサイルなどの無人飛行物体をさす意味がある。『ロミュランの陰謀』のオリジナルの脚本の中では、この無人艦はヴァルドア提督によって一回以上は「ラプター(Raptor)」と呼ばれている。

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