レジナルド・エンジコット・"レッジ"・バークレー三世(Reginald Endicott "Reg" Barclay III)大尉は宇宙艦隊の技術士官としてとても高い能力を持っている。彼は、常に不安がっており、自信がなく過度におどおどしており、孤独好きではにかみ屋として知られている。この様な性格から、他のクルーにはブロッコリーと揶揄される。
宇宙艦隊士官としてのキャリア[]
2366年にエンタープライズDに転属されるまで、USSズーコフに勤務していた。中尉としてエンタープライズDで任務にあたっていたバークレーには、実社会よりも居心地の良いホロデッキに長時間居続ける傾向があった。(TNG:倒錯のホログラム・デッキ)
また、転送恐怖症があったが、後に克服している。(TNG:プラズマ放電の謎)しかし、この経験からクモ恐怖症に陥ってしまっている。2375年の後半、ウォーフ少佐がDS9に転属になった際に、チーフオブライエン とともに、彼はエンタープライズで忘れることの出来ない友人であるとはっきり明言している。彼らは、むちゃくちゃな三銃士のホログラムで彼のことを良く覚えているのだ。(DS9:砂漠からの呼び声)
2366-2367年のボーグによる第一次太陽系侵攻の際、エンタープライズの修理とディフレクター盤からのエネルギー照射を使ったボーグ・キューブの破壊という作戦に参加している。(TNG:浮遊機械都市ボーグ・前編)
その数ヶ月後、異星人の探査機に遭遇しIQが1200-1450に異常上昇をきたした。異星人は、新しい種族を探査する習慣としてバークレーにエンタープライズを連れて来させようとした。結局、その異星人はバークレーを元に戻したが、この経験は、彼に少しの自信と知性を与えた。(TNG:謎の頭脳改革)
2369年、バークレーはアレキサンダーの西部時代のデッド・ウッドとサウス・ダコタを基にしたホロプログラムの作製を手伝っている。バークレーはそのプログラムにウォーフは知らなかった売春婦を含めている。(TNG:ホロデッキ・イン・ザ・ウエスト)
バークレーはその後、2370年にディアナ・トロイのカウンセリングを受けている。(ENT:最後のフロンティア)
2371年にエンタープライズDが撃沈された後、エンタープライズEの機関部クルーとして配属され、2373年、第二次太陽系侵攻の際に、エンタープライズEはボーグ・スフィアを追って21世紀へタイムスリップした。バークレーはボーグ・スフィアによる攻撃で傷ついたフェニックスの修理チームの一員として地球に転送降下する。この時、ゼフレム・コクレーンと対面した時には興奮していた。(スタートレック:ファーストコンタクト)
それから少なくとも2375年までにはエンタープライズEを降りて地球の宇宙艦隊本部に勤務していた。2376年、バークレーは上官の指示に背いてミダス・アレイを作動させ、デルタ宇宙域にいるUSSヴォイジャーとの交信を試みた。彼は保安部員に逮捕されてしまうが、この試みは成功し、任務への復帰が認められた。(VOY:遥か彼方からの声)