- 百科事典Memory Alphaについては、スタートレック Wiki - Memory Alpha日本語版を参照。
メモリー・アルファ(Memory Alpha)はメモリー惑星(Memory Planet)とも呼ばれる準惑星で、太陽から約20光年の距離のシリウスとゼータ星からも程近いアルファ宇宙域セクター001に位置し、惑星連邦に加盟している。(TNG:恐るべき陰謀、Star Trek: Star Charts)
メモリー・アルファの惑星上には全ての連邦加盟惑星の文化、歴史、科学等の全知識が保存された複合図書館施設が建設されている。ライブラリは学術的な目的の為だけに集められているためにディフレクター・シールド等の設備は装備されておらず、銀河系の全ての人々が情報を利用できた。
2269年、準惑星の地表に設置された複合図書館施設は5つの大きなドームと7つの小型のドームから成っている。メモリー・アルファには技術者以外にも、連邦の様々な惑星から来た学者、研究者と科学者が何時でも複合コンピュータを使って研究を行っていた。
2269年、USSエンタープライズ(NCC-1701)はメモリー・アルファに新しい機材を届ける任務につき、ミラ・ロメイン大尉が緊急マニュアル・モニターから輸送監督として同行した。彼女はディープ・スペースに赴くのはこれが初めてであった。エンタープライズが到着する前に、メモリー・アルファは非実体生命体のゼータ人の襲撃を受けた。
ゼータ人はメモリー・アルファの個人の身体を手に入れようと試みている間に複合図書館施設に大きな損害を与え、センター・ブレインと呼ばれるコンピュータのメモリー・コアは破壊され、エネルギー・ジェネレーターは効力がなくなり、施設の全居住者はゼータ人のマインド・コントロールに抵抗して脳に損傷を負い死亡していた。後にゼータ人は消滅してエンタープライズは修理の為に再びメモリー・アルファに戻った。(TOS:消滅惑星ゼータの攻撃)