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複数の時間軸
(複数の異なる時間軸からの情報)

 ポゴ・パラドックス(Pogo paradox)とは、ある結果を阻止するためにタイムトラベルを使用して行った干渉が、結果として逆にその結果を招く因果関係輪を指す。「因果の輪」とも呼ばれる。

ポゴ・パラドックスの例[]

 2373年ボーグ第二次太陽系侵攻において、惑星連邦を歴史から消し去るために2063年の過去の地球へタイムトラベルを行った。

 そして、連邦設立の礎となったゼフレム・コクレーンによる人類初の光速突破という歴史的出来事を阻止し、地球人類を同化しようとした。

 そのため、ボーグはワープ実験船フェニックスを破壊しようとしたが、同じく未来よりボーグの歴史改変の阻止のためにタイムトラベルしたUSSエンタープライズEが介入した。エンタープライズのクルーはワープ実験を予定通り実行するため、コクレーンに協力した。結果、ボーグが改変した歴史は、エンタープライズEの介入により同じ結果を生む歴史へと修正され、因果の輪が繋がった。(スタートレック:ファーストコンタクトVOY:過去に仕掛けられた罪

 その後、北極に墜落したボーグ船の残骸が2153年に発見される。調査隊員たちはボーグ・ドローン数体を氷の中から発掘して研究していたが、逆に復活したボーグ・ドローンによって同化されてしまう。ボーグたちはその後輸送船を奪い、ワープエンジンを改造し地球を離れた。エンタープライズ(NX-01)はその輸送船を追跡、及び撃沈したが、ボーグは撃沈される前に地球の空間座標デルタ宇宙域に向けて送信していた。ジョナサン・アーチャーは脅威を24世紀まで先延ばしにしただけではないかと懸念していた。(ENT:覚醒する恐怖

関連項目[]

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