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鏡像宇宙の当該項目については、ベンジャミン・シスコ(鏡像宇宙)を参照。

「…そうですか。あなたがディープ・スペース・ナインの司令官。…そして選ばれし者か。戦闘士官で独り者、父親で指導者。ああ、忘れてた。ドミニオンとの戦いを始めた方でしたなあ。もっとお背の高い方かと。」
– ロミュラン上院議員ヴリーナック 2374年消された偽造作戦

 ベンジャミン・ラファイエット・シスコ(Benjamin Lafayette Sisko)は、惑星連邦宇宙艦隊大佐であり、ベイジョー星系の宇宙ステーションディープ・スペース・9の指揮官として知られる。ベイジョー・ワームホールを発見した人物でもあり、ベイジョー人には「預言者より選ばれし者」という宗教的な意味合いを持つ称号を与えられており信仰の対象ともなっている。また、彼はウォルフ359の戦いボーグと戦い、ドミニオン戦争においてはカーデシア侵攻作戦の指揮官として重要な役割を果たした。

略歴[]

パーソナルデータ[]

子供時代[]

 彼の父親ジョセフ・シスコニューオーリンズでレストランを経営しており、少年時代のシスコはレストランを手伝い、またレストランで出す野菜の栽培を手伝っていた。父のジョセフが新しい料理を考案したとき、試食をするのはシスコの仕事であった。(DS9: 地球戒厳令・前編

 父の躾と人柄に誇りを持っている。

宇宙艦隊アカデミー時代[]

 彼は自分の父親の料理をこよなく愛していたため、艦隊アカデミー入学後一週間でホームシックにかかってしまった。ニューオリンズの実家で6時半に食事をとるため転送機を使って帰宅したが、すぐに転送機の使用権を使い果たしてしまった。

 アカデミー時代はレスリング部の主将をつとめていたが、ソロックとの因縁が始まったのもこの頃である。(DS9: 可変種の脅威 第二幕・後編がんばれ、ナイナーズ!

 同期生のカル・ハドソン野球について熱く語り、30歳で大佐に、40歳で提督になるという夢を語り合った。(DS9: 戦争回避・前編

宇宙艦隊でのキャリア[]

Jean-Luc Picard, 2364 この記事は書きかけだ。是非とも、この記事に加筆してみて欲しい。記事を書く際は、画面上部の「編集」をクリックするように。

士官初期時代[]

ウォルフ359の戦い[]

ファイル:Benjamin Sisko, 2367.jpg

シスコ少佐(2367年

 シスコは順調に昇進し、2367年初頭のウォルフ359の戦いの時には、少佐[1]となっており、USSサラトガ副長になっていた。しかし、この戦いはその後の3年以上に渡って彼に深い心の傷を負わせた。

 サラトガはロキュータスボーグ・キューブへの攻撃に参加したものの、USSメルボルンが破壊された直後、ボーグの切断ビームの直撃によりワープ・コアに深刻なダメージを受けた。そして、この時に艦長を含む上級士官が多数死亡したが、ボリアンの戦術士官とシスコは生き残り、生存者の避難誘導のために指揮を行なったが、自室へジェイクとジェニファーを救出しに行った時、既にジェニファーは死亡していた。シスコはその場に残るつもりだったが、戦術士官に引き摺られる形でジェイクと共に脱出ポッドに乗せられ、サラトガが破壊されるのを見届けた。(DS9: 聖なる神殿の謎

ユートピア・プラネシア造船所[]

 その後の3年近くの間に、シスコは中佐に昇進。また、この時にユートピア・プラニシア艦隊造船所で勤務し、USSディファイアントの設計に携わった。この経験は、後のドミニオンとの接触時、また、鏡像世界において重要な知識となっていく。(DS9: ドミニオンの野望・前編鏡あわせのジェニファー

ディープ・スペース・9での勤務[]

2369年[]

 宇宙暦46379.1、ベイジョー星系にある宇宙ステーションディープ・スペース・9への配属が決まる。
 だが、当初のシスコは、この新しい任務に乗り気ではなかった。3年前のウォルフ359の戦いでジェニファーを失ってからは、彼自身、宇宙艦隊での勤務や、自分の生き方に自信を持てなくなっており、退役を考えていたためだった。

 また、DS9に物資や人員を届けてきたUSSエンタープライズD艦長ジャン=リュック・ピカード大佐のことも快くは思っていなかった。何故ならば、ピカードはボーグに同化された際、ボーグのロキュータスとして、彼の艦を破壊し、妻の命を奪ったためだった。

 しかし、交代要員の派遣には時間がかかるため、シスコは渋々、DS9の司令官を引き受けることになった。

 配属された当初のDS9の状況は混沌としていた。元々の持ち主だったカーデシアが撤退前にステーションを荒らして行ったような跡が多数残っており、プロムナードには瓦礫が無数に転がっていた。クルーとして配属されてきたマイルズ・オブライエンらは、ステーションの修理に右往左往し、ステーションの副官として任命されたキラ・ネリス少佐は、連邦に対して敵意を剥き出しにし、シスコのことを度々挑発するような言動が目立っていた。
 また、カーデシアに荒らされたプロムナードから、店を閉めて出ていこうとする経営者も多数おり、治安も悪化。保安主任オドーの努力にもかかわらず、窃盗事件も後を絶たなかった。

 この時にシスコは、早くもプロムナードがゴーストタウンと化してしまう事を懸念した。そこでクワークの甥であるノーグが窃盗を働いたことから、シスコは司法取引により、クワークをこのDS9のプロムナード商店街の責任者に任命し、プロムナードの立て直しを図ることになった。

 そんな折、ベイジョーの僧侶がシスコをカイオパカの元に導いた。オパカは、シスコに発光体体験をさせた。そして、ベイジョーの予言にある「聖なる神殿」を見つける手掛かりである、預言者の涙と呼ばれる発光体を彼に託した。

 シスコは発光体の調査をDS9に科学士官として配属されてきたジャッジア・ダックス大尉に任せることにした。シスコとダックスは、ジャッジアの前のホストであるクルゾン・ダックスの頃からの親友であり、ダックスは、妻を失っていたシスコのことをずっと心配していた。

背景[]

注釈[]

  1. 日本語版では誤って中佐と言及されていた
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