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 プラクシス(Praxis)はクリンゴン衛星である。2293年までクリンゴン帝国の重要なエネルギー生産施設であった。

 2293年、不運な事故が重なって爆発が起こり、衛星はほとんど崩壊してしまった。この災害は後に「過度の採掘と不十分な安全対策」に起因すると考えられた。

Praxis exploding

プラクシスは破壊された。

 この事故による亜空間衝撃波は破壊された衛星から瞬時に広がり、連邦宇宙艦USSエクセルシオ等の航行に障害を与えた。また爆発はクロノスオゾン層に深刻な損傷を与え、惑星の酸素はおよそ50年しかもたないと考えられた。クリンゴン帝国の経済とインフラストラクチャーは連続的で莫大な軍事出費によって疲弊しており、すぐに惑星連邦との和平交渉が年内に始まった。この薄弱とした平和は連邦とクリンゴン帝国の間の後の同盟に繋がった。(スタートレック6:未知の世界VOY:伝説のミスター・カトー

背景[]

 クリンゴン帝国が連邦と和平を結ぶきっかけになったプラクシスの爆発は、ソビエト連邦の崩壊に繋がったチェルノブイリ原子力発電所事故におおざっぱに基づいている。(Captains' Logs: The Unauthorized Complete Trek Voyages, pp. 137-138)

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