複数の時間軸
(複数の異なる時間軸からの情報)
(複数の異なる時間軸からの情報)
ニュートリノ(Neutrino)は素粒子の一つ。レプトンに属し、電子型ニュートリノ、ミュー型ニュートリノ、タウ型ニュートリノの3世代ありそれぞれに反粒子が存在しそれぞれ電子、ミューオン、タウオンと対になっている。非常に軽い質量を持ち電子型ニュートリノで2.5eV程で電子の約1/20万倍、ミュー型で170KeV程、タウ型で18MeV程。電荷は0の中性、光速度で移動する。とても稀にしか相互作用を行わなず宇宙船の強力なセンサー・アレイ機器を使って見つける事が出来る。
大量のニュートリノの存在は艦、特に遮蔽装置を使用している艦の存在を示している事がある。ベイジョー・ワームホール等、ワームホールが開く前にはニュートリノが放出されるのでディープ・スペース・9では船が通り抜ける前に備える事が出来る。
言及[]
- 反物質リアクターはニュートリノ放射を出すことが知られている。2151年、アカーリの母星からニュートリノ放射が探知された際、トゥポル副司令官は惑星に反物質リアクターが存在することを示した。(ENT: 狙われた星アカーリ)
- ドクターポール・スタッブスは探査機エッグのニュートリノ速度スペクトルを用いてカヴィス・アルファ・セクターの連星系をスキャンした。(TNG: 進化の刻印)
- ウェスリー・クラッシャーはニュートリノ・パルスをガロンドン・コアに干渉させジョーディ・ラフォージのヴァイザーに信号として気付かせ転送地点まで誘導する方法を提案した。(TNG: 宿敵! ロミュラン帝国)
- デュラスの息子ジャロッドはウォーフの父親のモーグを、ロミュランにニュートリノ・パルスで信号を送ってキトマー大虐殺を引き起こしたと告訴した。(TNG: 汚名~クリンゴン戦士として~)
- ウェスリー・クラッシャーはUSSエンタープライズ(NCC-1701-D)のプレ・プロセッサーのニュートリノ・カウンターの効率を引き上げた。(TNG: 愛なき関係)
- ウェスリー・クラッシャーが宇宙艦隊アカデミーから戻ってUSSエンタープライズ(NCC-1701-D)で艦のスキャナーをニュートリノ流を使って再測定を試していた時ロビン・レフラーと出会って気を散らされた。(TNG: エイリアン・ゲーム)
- ジョーディ・ラフォージは異星人がマイルズ・オブライエン、ディアナ・トロイとデータを乗っ取った時、ニュートリノ場を用いてUSSエンタープライズ(NCC-1701-D)の貨物室を絶縁してジャン=リュック・ピカード大佐が異星人に対処する充分な時間を稼いだ。(TNG: 亡霊反逆者)
- ジェナイ所属のシャトル・クラフトが「ゼロ空間」で消息を絶った時データは見かけ上何処にもない所からニュートリノ放射を見つけシャトル・クラフトからの放射かも知れないと驚いた。後にウィリアム・T・ライカーがゼロ空間から放射した事が判明した。(TNG: 両性具有ジェナイ星人)
- 平行宇宙のジャン=リュック・ピカード中尉はUSSエンタープライズ(NCC-1701-D)に乗艦していた時ニュートリノ放射の結果をジョーディ・ラフォージの所へ持って行く事を提案した。(TNG: 運命の分かれ道)
- ジャッジア・ダックスはデノリアス・ベルト付近でニュートリノの変動が起きておりベイジョー人が預言者と呼ぶ存在の住む聖なる神殿の可能性があった、後にディープ・スペース・9のクルーが調査に行きニュートリノ放射が観測された後ベイジョー・ワームホールが開いた。(DS9: 聖なる神殿の謎)
- マイルズ・オブライエンはベイジョーの村の破壊された建造物から残留ニュートリノを探知し村を破壊するダルロックが幻想である事に気付いた。(DS9: 混迷の惑星"ベイジョー")
- 2370年、マータス・メイズーアがギャンブル・マシンによって確率を変化させた時、ディープ・スペース・9内の恒星ニュートリノのスピンの80パーセント以上が時計回りだった、ジャッジア・ダックスは本来ならニュートリノのスピンは左で反ニュートリノは右の半々の筈なのにディープ・スペース・9の中ではスピンが偏っている事に気付いた。[1](DS9: 詐欺師エル・オーリアン星人)
- タマールはUSSディファイアント(NX-74205)のナセルからニュートリノを漏れ出ている様にして、その隙にトーマス・ライカーとマキに盗まれた。(DS9: 奪われたディファイアント)
- ジャッジア・ダックスは船の発信機に爆発の前に干渉が出ており爆発の原因はニュートリノ反転でロミュランが使う爆発物だと気付いた。(DS9: 姿なき連合艦隊・前編)
- キラ・ネリス少佐はバッドランドでマキの船のニュートリノ・サインを確認した。(DS9: エディングトンの逆襲)
- ドミニオン艦隊はベイジョー・ワームホール内部で姿が消えたがジャッジア・ダックスはニュートリノ放射を探知できず艦が遮蔽した訳ではないと気付いた。(DS9: ディープ・スペース9奪還作戦・後編)
- カーデシアで造られデルタ宇宙域に飛ばされたドレッドノート兵器はニュートリノを用いて現在位置を把握していた為ベラナ・トレスとマキは兵器に現在位置がデルタ宇宙域だと認識させようとした。(VOY: 惑星破壊ミサイル)
- イチェブが作った高解像度の重力センサー・アレイは宇宙艦隊に記録されているベイジョー・ワームホール等のワームホールのニュートリノ流動から着想を得た、彼の発想はUSSヴォイジャー(NCC-74656)の故郷への帰還を速める助けになる計画だった。(VOY: 苦悩するボーグ・チャイルド)
- データはバクー星の湖からニュートリノ放射を見つけ、後に湖を調査し遮蔽された惑星連邦のホロ・シップを発見した。(スタートレック:叛乱)
背景[]
注釈[]
- ↑ 劇中での言及では「ニュートリノのスピンは、時計回りと反時計回りのものが半々に存在する」とされていたが、実際の研究では、ニュートリノのスピンは反時計回りのものが一般的であり、時計回りのものは今のところ観測されていない。