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ナラーダ

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複数の時間軸
(複数の異なる時間軸からの情報)
ナラーダ
Narada over Vulcan.jpg
艦種: 採掘船
所属: ロミュラン星間帝国/反逆
艦長: ネロ
状態: 行方不明(2387年
破壊新時間軸2258年現在)
Narada.jpg
2233年に出現したナラーダ

 ナラーダ(Narada)は2387年に運用されていたロミュラン星間帝国採掘船である。指揮官ネロで、副官アイエルであった。ナラーダはロミュラスの破壊後に時間をさかのぼって2233年に移動し、新たな時間軸をつくりだした。

歴史編集

 2387年超新星爆発によってロミュラスが破壊されると、ネロはナラーダでスポック大使を追った。大使は人工ブラックホールを作って超新星を吸収することによって他の惑星が破壊されるのを防ごうとしていた。ナラーダとスポックの船ジェリーフィッシュは両方ともブラックホールに飲み込まれて行方不明になった。

Narada interior

ナラーダの内装。

 ナラーダは稲妻嵐のような異常重力現象を伴ってクリンゴン領の端から75,000キロメートルの場所に出現したが、時代は2233年であった。そこでナラーダは連邦宇宙艦USSケルヴィンに遭遇して圧倒的な強さでこれを攻撃した。最後の手段として(ロバウ大佐に代わって指揮を執っていた)ジョージ・カーク大尉は船の放棄を命じた。シャトルで撤退するクルーを守るため、カークはケルヴィンをナラーダに衝突させた。ナラーダは十分な被害を被ってケルヴィンのクルーの多くの命が救われたが、完全に無力化されたわけではなかった。

Narada warp

ジェリーフィッシュを追ってワープするナラーダ。

 25年後、ナラーダはクリンゴンの流刑惑星で攻撃を行い47隻のクリンゴン・ウォーバードを破壊した。その後、再び稲妻嵐の現象が起こって出現したスポック大使の船をナラーダは拿捕した。ナラーダはそれからヴァルカン星へ行きドリルで惑星の核まで届く穴をあけた。惑星連邦はヴァルカン星からの救難信号に応えて艦隊を送ったが、ナラーダはそれも全滅させた。遅れて到着したUSSエンタープライズのクルーはドリルを止めることができたが、ネロはジェリーフィッシュから奪った赤色物質を核に投入し、作られたブラックホールがヴァルカン星を飲み込んでしまった。

Narada destroyed

ナラーダはブラックホールに破壊された。

 ヴァルカン星の破壊後、ネロはナラーダを地球へ向かわせてこの惑星にも同じ攻撃を開始した。しかしこの時代のスポックがナラーダから奪い返したジェリーフィッシュを使ってナラーダのドリルを破壊した。ナラーダはスポックを追って地球を離れ、そこでジェリーフィッシュに衝突攻撃をされた。ジェリーフィッシュに残っていた赤色物質が点火し、強力なブラックホールが作られてナラーダを破壊し始めた。エンタープライズのカークはナラーダのクルーに援助を申し出たが、ネロが拒否した。そのためエンタープライズはナラーダを徹底的に攻撃し、ネロの船はバラバラになってブラックホールに飲み込まれた。(スター・トレック

クルー情報編集

参照:クルー:ナラーダ

技術情報編集

武装編集

 ナラーダは本来採掘船であったが、23世紀の他の船と比べて遥かに高度に進んだ兵器を備えていた。主に使われたのは強力なミサイルで、ひとつひとつが幾つかに分離することが可能であった。分離した推進体は、当時の宇宙艦が使用していた標準的なシールドを貫通する。ナラーダはこの兵器を使って25年間で50隻以上の船を破壊した。

 また採掘船ならではの装備として、ナラーダは長大なドリル装置を備えていた。これは強力なビームで地殻を貫いて核まで届く穴をあけることができる。

参照:ドリル・プラットフォーム

付録編集

背景編集

 ILMのモデル監督を務めた Bruce Holcomb によるとナラーダは全長6マイル(10キロメートル)である。[1]『Post Magazine』の記事[2]あるいは2009年5月26日の CG Society の記事[3]によれば5マイル(8キロメートル)である。しかしながら、アレックス・イェーガーが『Star Trek - The Art of the Film』の中で説明したことによるとナラーダの大きさは実際の映画では縮んでおり、初期の図では11キロメートルとさらに大きかったという。映画のBDでは船の全長は30.737.3フィート(9,368.7メートル)であるとされている。またBDでは、ナラーダがロミュラスの破壊の後に最新技術で改装されたことも述べられている。

 USSケルヴィンがとったナラーダのスキャンはシャトルで持ち出され、24世紀の技術の情報が23世紀の宇宙艦隊の技術をより高度なものにしたと、作家のロベルト・オーチーは Ain't It Cool News でコメントした。[4]監督のJ・J・エイブラムスも MTV [5]のインタビューで、ナラーダのデータがなければありえなかったようなアイデアや技術が発展したと述べた。

 映画の削除されたシーンではナラーダがケルヴィンに衝突されて身動きできなくなった様子が描かれている。クリンゴン・ウォーバードの艦隊が現れてナラーダとクルーを捕らえる。その25年後、ネロと彼のクルーはルラ・ペンテを脱出してナラーダを取り返し、47隻のウォーバードを破壊して復讐を続行する。[6]

 作家のロベルト・オーチーアレックス・カーツマンによると、ブラックホールに飲み込まれつつあるナラーダをカークがエンタープライズで攻撃したのは、ナラーダがまたどこかに出現してカオスや破壊を生むのを防ぐためであった。[7]

非正史編集

Countdown Narada

改装される前のナラーダ(2387年

 『スター・トレック』の前を描いたコミックのシリーズ『Star Trek: Countdown』で、ナラーダの先進的な兵器や外見はボーグの技術を取り入れた結果であることが説明されている。24世紀のタル・シアーはボーグの技術を研究しており、ネロの船はそれを使ったプロトタイプとなった。ボーグのナノプローブによって船は自分で成長したり修復したりすることが可能になり、巨大かつ恐ろしい外見に変化した。こういった情報はBDの補足セクション「Starships」にも載せられている。

 ボーグの技術は『Countdown』の続編である『Star Trek: Nero』の中で役立つ。ネロがルラ・ペンテを脱出した後、ナラーダは彼をヴィジャーのもとに連れてゆき、ネロはそれを使ってスポックの出現する場所を計算した。

外部リンク編集

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