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デノビュラン
Phlox, 2154
フロックス デノビュラン男性
Denobulan ambassador, 2155
大使 デノビュラン女性

 デノビュラン(Denobulan)もしくはデノビュラ人デノビュラを故郷に持つヒューマノイド種族22世紀半ばには人類に知られていた。

文化[]

Denobulan script

デノビュラ語の書体

 デノビュラ人は一般的に多夫多妻で、1人の男性には3人の妻がいて各々の妻には3人の夫がいる。これはとても大きな大家族を作る事になり、フロックスの場合は720人の家族になり42人にロマンスの可能性があった。加えてデノビュラ人の結婚は独占的では無く、結婚したデノビュラ人は相手が選んだ誰とでも親密でありえた。デノビュラ人の女性は繁殖期の間強力なフェロモンを放出し、この間デノビュラ人男性はしばしば好戦的になり生殖には医学的な監督が必要な事がある。デノビュラ人は一般的に大きなグループの中にいて孤独が不快であると認識しているが、デノビュラ人の少なくとも男性は親密ではない相手に触られる事を不快に感じる。(ENT: 遥かなる友へ狙われた首

 デノビュラ人の文化で不適当であると思われるけれども結婚の実行の為に他の組み合わせを信じるデノビュラ人もいる。(ENT: フロックス船長の孤独

 デノビュラ人の間では幻覚はナーバスなエネルギーを解放する無害で健康の為に良い方法だと思われている。(ENT: 孤独な亡命者フロックス船長の孤独

 2154年、フロックスはポートスデノビュラの子守り歌を歌うと彼の子供達を時々泣かせていたのを思い出した。(ENT: 時間冷戦・前編

 デノビュラ人のホーム・ワールドであるデノビュラでは1つの大陸に120億のデノビュラ人が暮らしており、その結果居住スペースは貴重でデノビュラ人の文化は近くのコミュニティのライフ・スタイルを包含するようになったがこの居住の解決法は必要性と言うよりも選択の余地がなかった事による。(ENT: フロックス船長の孤独

関連項目[]

  • デノビュラン・ソーセージ

生理学[]

Phloxes tongue

を掃除するフロックス。

Denobulan foot and toe nails

デノビュラ人の足と爪先。

Denobulan back

デノビュラ人の脊椎に沿って峰のある背中。

 デノビュラ人は額の両側に頬まで下降する峰があり、高く退いた髪の下に大きな眉隆線があり、額と顎の中央に垂直の割れ目がある。

 デノビュラ人の背中の脊椎に沿って峰があり、足の爪は暗褐色と黄色の縞模様であり、爪は週に一度手入れしなければならない程速く成長する。デノビュラ人はとても長い舌があり舌掻きを使って掃除する。デノビュラ人の男性には胸の下から咽喉まで一続きの体毛がある。(ENT: 狙われた首小さな生命の灯

 デノビュラ人の女性は非常に強力なフェロモンがありロマンスに興味がある時や恐らく繁殖期に放出し男性が感じ取る事が出来る。デノビュラ人男性は繁殖期に狂暴になる事が知られている。(ENT: 遥かなる友へ

 デノビュラ人には顔を大きくする事が出来る独特の能力があり、脅されていると感じた時に現れる。これは地球の海洋生物の河豚が持つ防衛機構と多分類似している。(ENT: ヒーローたちの帰還

 デノビュラ人は他のヒューマノイドと比べて異常に広い微笑みをする。(ENT: 夢への旅立ち小さな生命の灯最後のフロンティア

 デノビュラ人は雰囲気に合わせて瞳の色が変わる。(ENT: 獲物たちの罠

 デノビュラ人に必要な睡眠時間は通常は非常に少ないが、年に5、6日、最低でも2日の冬眠をする。冬眠中のデノビュラ人を早まって起こすと幾分予測出来ない結果を招く。冬眠中に起こされたデノビュラ人は方向感覚を失い混乱して奇妙な声を上げ通常の技術と認識機能を維持するのは難しい。(ENT: 楽園での出来事ライサリア砂漠幼虫

 デノビュラ人は時間の浪費だと考え食事中は話をしない。(ENT: 死のファースト・コンタクト

 デノビュラ人は崖を自然に登る地球蜥蜴に似た非常に効果的な身体能力を持っており、器具無しで掴み所の無い垂直の岩壁を急速度で登る事が出来る。(ENT: 理由なき憎しみ

 デノビュラ人は特に強力な免疫システムを備えており、ボーグ同化技術に抵抗出来る。フロックスは免疫システムはナノプローブを無限に退ける事は出来ないが、ナノプローブを破壊する方法を彼自身が見つけるまでの充分長い時間抵抗出来た。(ENT: 覚醒する恐怖

 デノビュラ人の平均寿命は正確には不明だが寿命がとても長い事を示唆する徴候がある。フロックスは一度、彼の祖母が地球の暦で19世紀に終わったアンタラ人との最後の戦争を切り抜けて生きてきたと22世紀中に言及し、デノビュラ人の3世代だけで300年以上生きている事からとても長い寿命だと思われる。(ENT: 小さな生命の灯理由なき憎しみ

 また、後世の宇宙艦隊では優生戦争の影響で遺伝子操作は特殊な状況下(命にかかわる重大な疾患の治療など)を除いて禁止されているが、デノビュラ人は20世紀の頃から遺伝子工学を有効活用していたことも知られている。(ENT: ボーダーランド

歴史[]

 デノビュラ人はブサーリ人とファースト・コンタクトするまで自分達が銀河系で唯一の知的生命体だと信じていた。(ENT: 沈黙の漂流船

 デノビュラ人は幾度かデノビュラ-アンタラ戦争を行いアンタラ人と戦った。最後の戦争は19世紀末中に起きてデノビュラ人の戦術によって2,000万人のアンタラ人を殺害し、デノビュラ人はアンタラ人を悪魔化して顔の無い敵にした。22世紀、未だに多少のデノビュラ人はアンタラ人を憎んでいたが、殆どのデノビュラ人は憎しみから脱却した。(ENT: 理由なき憎しみ[1]

 2155年惑星連合を設立する会議に参加する為にデノビュラ人大使が地球に派遣された。(ENT: テラ・プライム・前編

鏡像宇宙[]

 鏡像宇宙においてデノビュラ人はテラン帝国に隷属された種族だった。

 デノビュラ人のフロックスISSエンタープライズ(NX-01)に乗船して船医として勤務していた。デノビュラ人には反乱というものがなかったので帝国への反乱には加わっていなかった。しかしながらフロックスはジョナサン・アーチャーの皇帝を暗殺する試みには背反した。(ENT: 暗黒の地球帝国・後編

人物[]

関連項目[]

付録[]

注釈[]

  1. デノビュラ人はアンタラ人との最後の戦争は19世紀末に起きているので、ブサーリ人とはそれ以前にファースト・コンタクトを行っていると思われる。

言及[]

 デノビュラ人(フロックスを除く)が登場したエピソード一覧。

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