ディラン・クエイス(Dalen Quaice)は長年に渡って宇宙艦隊のドクターとして、様々な惑星や基地、宇宙艦に勤務していた。
彼はケンダ2号星の出身であり、この地でパトリシアと結婚した。
2352年にはデロス4号星でインターンをしていたビバリー・クラッシャーの指導役となり、色々な助言をした。それ以来、ビバリーとクエイスは、先輩と後輩という間柄以上に親しい友人となった。
2361年からは第133宇宙基地で勤務をしていたが、2367年にパトリシアが亡くなり、引退を決意した。
彼はケンダ2号星へ戻ることを希望し、USSエンタープライズDに乗艦する。
迎えに来たビバリーに対して、彼は歳を取ることによって知人や友人を亡くしていくことの辛さを嘆いていた。
彼の乗艦時、ウェスリー・クラッシャーはワープ・バブルの実験を行なっていたが、ビバリーはこれに巻き込まれ、エンタープライズのクルーや、星など、自分以外のほぼすべてが消滅していく別の現実に閉じ込められてしまった。
クエイスはその現実における失踪者の第一号となった。(TNG:恐怖のワープ・バブル)
主な履歴[]
- 2352年:デロス4号星でビバリー・クラッシャーの指導役であり、友人になる。
- 2361年:第133宇宙基地に赴任。
- 2367年:妻パトリシアが亡くなり、引退を決意。ケンダ2号星で余生を過ごすため、エンタープライズに乗艦する。
語録[]
「年を取って一番嫌なことはな、昔なじみの友達がどんどん減ってくことだよ。……世話になった礼をしなければと思ってるうちに先だたれてしまうんだからな」
- ディラン・クエイスがビバリー・クラッシャーに対して述べたこと