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ディフレクター・シールド

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IKS Bortas shields hit
光子魚雷の直撃を受けるヴォルチャ級巡洋戦艦のシールド
Galaxy class deflector shield
トラクター・ビームを弾くギャラクシー級の推進部シールド
Voyager shields
攻撃を弾くイントレピッド級のシールド
Deflector status display, Constitution class
コンスティチューション級改のシールドステータスディスプレイ

 ディフレクター・シールド(Deflector shield)とは、宇宙艦宇宙ステーション惑星等を敵の攻撃や天災から守るために張り巡らされる一種のフォースフィールドである。防御シールドや防御スクリーンと呼称される場合もあり、通常は単に「シールド」と呼称される事が多い。

テクノロジー編集

 通常、宇宙艦にはナビゲーション・ディフレクターが装備されており、宇宙塵などの星間物質による船体の損傷を避けるために一種の重力場を発生させる。宇宙艦の航行時には常にシールドを張って船体を保護するが、戦闘等の高出力のエネルギーがぶつかり合う状況になった際には、このディフレクター・シールドの出力を最大限に上げることにより、防御力を向上させる。防御シールドと一般的に呼称されるのは、戦闘等に対応できる様にディフレクターの出力を上げている状態を指す。

 ディフレクター・シールドは、重力子ナビゲーション・ディフレクター及び船体に張り巡らされたディフレクター・グリッドから放出させ、船体から一定の距離の空間を船体に沿った形に局所的に弯曲させる事によって一種の力場が形成される。この力場は物理的な力に対して強力な反発力が発生する性質を持つ。この性質を用いることにより、宇宙塵などが直接船体にぶつかることを防ぐことが可能となる。

 この初歩的なディフレクター・シールドは、ワープ技術と同様に宇宙艦の超光速航行には必須の技術であり、地球連合宇宙艦隊の初期の宇宙船であるNX級などにも搭載されていた。

 ディフレクター・シールドを防御シールドとして作用させるためには、通常の航行時よりも高出力にする必要がある。宇宙艦隊のギャラクシー級は、通常航行中のディフレクター出力は1152メガワットであるが、戦闘時には2688メガワットまで出力が上がる。
 光子魚雷などの弾頭兵器による攻撃に対しては、出力を上げた状態のディフレクター・シールドが持つ反発力によって船体に当たる前に爆発させることが可能ではあるが、フェイザーなどの位相兵器に対抗するには、相手の武器に対抗できる位相に力場を変調しなければシールドを素通りしてしまう。
 そのため、重力波発生装置で力場を発生させた後に、亜空間歪増幅器を用いて位相を変調させ、様々な種類のエネルギー兵器に対抗する。
 もう一つの特徴として、攻撃を受けた際にシールドのエネルギーを攻撃を受けた部位に集中させることができる。しかしながら、シールドのパワーリザーバー容量にも限界があり、攻撃を受けるたびにシールドの強度は減少し、次第に出力が弱まってしまう。また、シールドが受けた衝撃は間接的に船体にも伝わってしまうため、強力な攻撃を何度も受ければディフレクター自体が破損する場合もある。
 尚、これらの技術は22世紀初頭、地球連合宇宙艦隊では実用化されていなかった。(Star Trek: The Next Generation Technical Manual)

運用編集

 ディフレクター・シールドの出力を上げて「防御シールド」として作用させることを「シールドを上げる(Shield up)」と呼称する。
 この、シールドを上げている状態では如何なるエネルギーや物質も通すことはできないため、シールドアップ中にはシャトルの発着も転送装置の使用も不可能であったが、24世紀において技術の進歩の結果、シールドアップ中の転送なども可能となりつつある。また、シールドアップ中でもフェイザー等のエネルギー兵器や光子魚雷などの弾頭兵器を射撃することは可能であり、何らかの措置は取られている模様ではあるが、機密につき明らかにされていない。
 連邦宇宙艦は、敵性勢力に艦をハイジャックされた際の措置として、艦ごとに設定された機密コードを用いることにより、外部からシールドを下すことができる。(スタートレック2:カーンの逆襲
 シールドは度重なる攻撃により出力が低下してしまう。通常宇宙艦はシールドを各エリアに分けており、船首方面を前部シールド、船尾方面を船尾シールドなどと呼称し、戦術運用の際には敵の攻撃に対して船体を様々な方向に転舵して、シールドが弱まった部位に対して攻撃が集中しないように回避することがよく用いられる。(スタートレック6:未知の世界スタートレック:ネメシス等)

シールドの形成編集

 23世紀まで、防御シールドの形状は船体の外郭に沿った形で形成されていた。24世紀には船体全体を大きく包む楕円形の形成が一般化し、出力に負荷はかかるが、他の艦を自艦のシールドで包み込むことも可能であった。(DS9:奪われたディファイアント
 しかし、24世紀後半のドミニオン戦争では23世紀の様な船体外郭に沿ったシールド形成が再び一般的となった。(DS9:ディープ・スペース9奪還作戦・後編スタートレック:ネメシス

弱点編集

 通常、シールドは様々な攻撃に対して作用できるように設定されているが、位相を対応させないと敵の攻撃が素通りしてしまうケースもある。
 ギャラクシー級USSオデッセイは、ジェムハダー戦闘機ポーラロン・ビームによる攻撃を受けた際にシールドが全く作用せず、直撃を何度も受け最後には体当たり攻撃を受けて撃墜されてしまった事実は記憶に新しい事例である。
 また、ヴェリディアン星系の戦いで、USSエンタープライズDはシールド周波数を敵に知られることにより、周波数と同調させたディスラプターの直撃を受け撃墜された。(DS9:新たなる脅威スタートレック:ジェネレーションズ

関連項目編集

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