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チャールズ・タッカー三世

トーク0
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TripTucker2154.jpg
チャールズ・タッカー三世(2154)
性別: 男性
種族: 人類
所属: 地球連合宇宙艦隊
階級: 中佐[1]
役職: エンタープライズ(NX-01)機関主任
状態: 2161年に殉職[2]
出生: 2121年
死亡: 2161年
父: チャールズ・タッカー二世
兄弟姉妹: 妹:エリザベス・タッカー
弟1名
婚姻: 独身
子: 娘1名(アーレンとの娘)
エリザベストゥポルとのクローン培養による娘)
親戚: 祖父:チャールズ・タッカー一世
曾祖父:サイルス
クローンシム
俳優: コナー・トリニアー
日本語吹替声優: 内田直哉
CharlesTripTucker2151.jpg
チャールズ・タッカー三世(2151)
鏡像宇宙の当該人物はチャールズ・タッカー三世(鏡像宇宙)を参照。

 チャールズ・タッカー三世(Charles Tucker III)中佐は、22世紀地球連合宇宙艦隊士官であり、ジョナサン・アーチャー大佐の指揮の下で行われたエンタープライズNX-01による人類初のディープ・スペース・ミッションに参加した。この10年間の調査飛行において彼は、同船の機関主任として勤務したことで知られている。
 親しい友人からは三世を意味するトリプル(triple)を由来とする「トリップ」という愛称で呼ばれていた。

幼少期編集

 チャールズ・タッカー三世は地球フロリダパナマシティで生まれ成長した。(ENT:果てなき心の旅) 彼は祖父から三代に渡って同じ名前を受け継いだため、トリプルをもじってトリップという愛称で呼ばれている。(ENT:運命の飛行

Charles Tucker 8

8歳の頃

 幼少期に彼は母親からH・G・ウェルズの『宇宙戦争』を読み聞かせられて育った。彼は将来、宇宙船の船長になることを夢見たが、母親は建築家になることを望み、父親はエンジニアになることを望んでいた。(ENT:ライサリア砂漠幼虫) 彼が7歳の時に母親から『エモリー・エリクソン:転送機を生んだ偉人』という本を与えられ、一ヶ月に渡り毎晩読み聞かされた。そのことが影響して、彼は最終的にはエンジニアを目指すようになった。(ENT:亜量子転送) その後彼は、物を何でも分解する様になったが、分解した物を元通りにできるようになるまでには時間が掛ったと後に述べている。(ENT:死の観察者

 また、彼はベッドフォードという名前のを飼っていた。また、妹のエリザベスとは非常に仲が良く、彼女のドールハウスに庭で捕まえたをこっそり入れるなど悪戯もしたが、近所の映画館に映画を見に連れて行ったり、彼女が高校生の時にはクラスメートの男が手を出さないように常に見張っているほどかわいがっていた。(ENT:帰還なき旅ENT: ライサリア砂漠幼虫

 彼は時折友人達とキャンプへ出かけ、何時間も星を見上げながら太陽は宇宙からどう見えるんだろうと話していた。(ENT:風が呼んだエイリアン

 彼がパナマシティーのベイショワー小学校に通っていた頃、その時好きだったメリッサ・ライルズもダンスパーティーに行くと聞き、彼女と踊りたいがために兄弟相手に何週間もツーステップの練習をした。しかし、会場では彼女と何回か目が合ったが最後まで会場の隅に立っていただけで、彼女を誘うことができなかった。20年経った後も彼はそれをずっと悔やんでいると後に語っている。(ENT:果てなき心の旅

Charles Tucker 17

17歳の頃

 彼が10年生の時の生物の担当教師がヴァルカン人ヴェリックであった。タッカーはその時に初めてヴァルカン人を見て衝撃を受けたと後に語っている。ヴェリックは授業で別の種族との共存に関して「偏見を打ち負かせ、でないと自分が負ける。」と生徒に教えた。彼は後にヴァルカン人と共に仕事をすることになった時に思い起こした。(ENT:風が呼んだエイリアン

 2130年代後半、彼はよくチャットキン岬まででガールフレンドとドライブをし、海岸線に停めた車でをよく眺めた。彼は後にレテリア脱出ポッドと自分の車が同じくらいのサイズだと語った。(ENT:眠る女の謎

 彼の祖母は、食習慣で相手を判断してはいけないと教え込んでおり、その教えを守り続けていた。(ENT:夢への旅立ち) 彼の好物はナマズのフライとハッシュパピー[3]であった。彼は食物を含めてアレルギーは持っていなかった。(ENT:予期せぬ侵入者ENT: 謎の自律浮遊基地ENT: 最後のフロンティア) 

キャリア編集

初期のキャリア編集

 タッカーは大学を中退後、ボートのエンジンを用いて独学でエンジン工学を学んだ。その後、2139年宇宙艦隊に入隊した。その当時、彼はソーサリートヴァルカン司令部から数ブロックしか離れていない場所で暮らしていた。宇宙艦隊訓練部で寮生活をしていた頃は彼曰く「相当悪さをしていた」。(ENT:最後のフロンティアENT: 夢への旅立ちENT: 予期せぬ侵入者ENT: 死の観察者

Trip Tucker, 2143

2143年 大尉時代のタッカー

 2143年ワープ2実験船・NXアルファの事故の後、タッカーはジョナサン・アーチャー(当時)中佐と出会った。この当時、彼は大尉としてジェフリーズ大佐のエンジニアチームに所属していた。彼はその後、地球製ワープ・エンジンが実用に耐えるものであることを証明するために、アーチャーとA・G・ロビンソンと共にワープ2実験船の予備機であったNXベータを盗み出して飛行実験を成功させた。(ENT:運命の飛行) その後、 彼はフロリダ沿岸でアーチャーにスキューバ・ダイビングを教えた。(ENT:最後のフロンティア

 その後、彼はオーストラリアの奥地で行われた宇宙艦隊の二週間のサバイバル訓練にアーチャーと共に参加した。(ENT:幻影の戦士) また、別の訓練では幻覚剤への対処法を学んだ。 2147年には、タイタンで実施されたオメガ演習任務でタッカーの環境スーツが故障し、窒素病に陥った。その時彼は錯乱しヘルメットを外そうとしたが、アーチャーがそれを止め、彼の命を助けた。(ENT:風が呼んだエイリアンENT: 予期せぬ侵入者

エンタープライズへの配属編集

 2151年までには、タッカーは中佐に昇進した。彼はその当時から天才的なオービタル・エンジニアとして有名であり、人類初のワープ5船エンタープライズの最初のチーフ・エンジニアに抜擢された。エンタープライズ配属後に彼はトラヴィス・メイウェザー少尉から船内のスイート・スポットの存在を知らされ、船内で無重力体験をした。また、彼はエンタープライズが長期任務となるため、クルーの娯楽の一環として映画鑑賞会を自主的に企画し監督していた。
 エンタープライズの最初の任務となった、クリンゴン人クラングを彼らの母星へ送り返す任務に参加し、スリバン・カバルとの戦いを経験した。(ENT:夢への旅立ち

 その後、エンタープライズが調査のために訪れた無人惑星では上陸班の一員として、エンタープライズのクルーの中で最初に未知の惑星に降り立った人物の一人となった。しかし、この惑星の花粉に含まれる向精神化合物によって幻覚症状を引き起こした。(ENT:風が呼んだエイリアン

 ジリリアンとのファーストコンタクトでは、故障した彼らの船を修理するためにタッカーは単身でジリリアン船に乗り組んだ。そこで彼は、エンジニアのアーレンと友好を深めた。しかし、ジリリアンと別れた後にタッカーが妊娠していることが発覚した。彼はアーレンと性的な関係は一切持っていなかったが、ジリリアンのお互いの心を読むゲームが遺伝子を移す媒体としての役割を果たしたため妊娠したものと考えられた。ジリリアンの子供は男性の体を胎児期間中のホストとして用いるだけであるため、実際にはタッカーの子供ではなった。その後別れたジリリアンを探し出し、タッカーの体内から別のホストに胎児を移した。この出来事により、タッカーは異星人の子供を身籠った最初の人間となった。(ENT:予期せぬ侵入者

 プジェムのヴァルカン修道院に訪問した際には、アーチャー船長とトゥポル副司令官と共にアンドリアンヴァルカンの抗争に巻き込まれた。この時、彼らはアンドリア人に捕虜として捕らわれたが、救出のために急襲したマルコム・リード大尉らによって無事救出され、その後プジェム修道院にはアンドリアを監視するためのヴァルカンの監視基地が秘密裏に設置されていることが露見した。(ENT:汚された聖地

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ズィンディ探索ミッション編集

帰還編集

後期のキャリア編集

星間戦争の阻止編集

 タッカーは、ヴァルカンアンドリア星間戦争の阻止に貢献した。
 そのきっかけとなったのは、ヴァルカン星地球連合大使館が爆破される事件の発生であった。この事件の調査と、事件の犯人とされたシラナイトの消息を追うために、船長であったアーチャーは、ソヴァル大使のサポートを得て、トゥポルを案内人としてフォージ砂漠を横断した。
 その間、エンタープライズの臨時船長を任されたタッカーだったが、その最中にシラナイトやトゥパウが犯人でない証拠を得た。そして、爆破犯を目撃した大使館職員のアクスウィズ伍長の記憶を精神融合で引き出すために、ソヴァルに協力を求めた。
 ソヴァルはヴラスの企みを暴露しようとその後、ヴァルカン最高司令部に出向くも、逆にその場でヴラス長官によって職を解かれてしまい、エンタープライズに戻ってきた。
 そのエンタープライズにはガードナー提督から帰還命令が下るが、アーチャーとトゥポルがヴァルカン星に降りていることから、タッカーは、リードとメイウェザーに救出を命令する。しかし、この救出作戦はヴラスによって監視され、阻止されてしまう。続いて、エンタープライズは、ヴァルカンの巡洋戦艦と2隻のヴァルカン巡洋艦との小規模な戦闘になり、タッカーはエンタープライズをヴァルカンの軌道から離脱させ、地球へ帰還する他なかった。
 だが、ソヴァルからヴラスの企みを聞かされたタッカーは、リードら部下数人からの反対を押し切って、アンドリアへと向かう。
 タッカーとソヴァルはシレック・シュラン司令官を通してアンドリア軍を説得し、アンドリア星系に攻め込んできたヴァルカンの艦隊の進撃を阻止しようと試みた。
 タッカーはエンタープライズをアンドリアとヴァルカンの艦隊の間に割り込ませたが、結局はヴァルカンの先制攻撃によって戦闘が発生し、このアンドリアの戦いに参加したアンドリアの軍艦6隻も、エンタープライズも大きなダメージを被った。だが、同刻にアーチャーやトゥポル、トゥパウらがキルシャラをヴァルカン最高司令部に持ち込んだことにより、戦闘は終結した。(ENT:狙われた地球大使館ENT: 陰謀の嵐ENT: バルカンの夜明け

バベル危機編集

コロンビアでの勤務編集

 バベル危機の直後、タッカーはトゥポルへの情が任務に支障を来たしていると判断して、コロンビアへの転属を申し出た。(ENT:氷窟の民
 地球に戻って早々にタッカーはコロンビアへと足を運び、船長のエリカ・ヘルナンデス大佐へのあいさつよりも先に機関室へと訪れ、機関部員たちに指示を与えた。
 夜通しの作業に機関部のクルー2人が転属願を出したがるほどのスパルタぶりとなったが、タッカーは半年遅れながらもコロンビアを出港できる状態にまで漕ぎ着けた。(ENT:クリンゴンの苦境
 だが、同じ頃、拉致されたフロックスを追っていたエンタープライズがクリンゴンによって司令プロトコルを汚染されたため、その救援要請に応じて、タッカーはエンタープライズに戻ることになった。

エンタープライズへの復帰編集

 タッカーはリードの手を借りて、コロンビアから文字通りの綱渡り状態を経験しながらエンタープライズに乗船し、急ぎ機関室へと向かった。NX級宇宙船のエンジンを知り尽くしていたタッカーは、コロンビアのワープフィールドを借りてエンタープライズをワープ5の速度に保たせて、その間にエンジンの再起動をやってのけた。その後はしばらくエンジンのチェックのためエンタープライズに残っていたが、クヴァット・コロニーでの戦闘後、正式にエンタープライズの機関部長として復帰する。これによって、コロンビアでの勤務は結局、一時的なものに終わる。(ENT:優生クリンゴンENT: 誘惑の甘い罠

殉職編集

トリップの伝説編集

 タッカーは、エンタープライズでの乗務中に様々な記録を残し、そのいくつかは記録保持となっている。
 例えば、2151年、エンタープライズがジリリアンとファーストコンタクトした際に、ジリリアンのエンジニアであったアーレンという女性と知り合い、その後、ジリリアン船と別れてから誤って妊娠させられていたことが発覚する。幸い、分離が不可能になる前にジリリアンと再会し、子供をタッカーから別のホストに移すことができた。ただし、これによって、タッカーは人類の男性で妊娠した初めての人物として記録に残った。(ENT:予期せぬ侵入者

 また、タッカーは少なくとも3つの種族と初めて対面した人物として、ファーストコンタクトに立ち会った。
 その事例は、前述のジリリアンを含めても、残りの2つの事例(クリオス人と、アーコニアンとの対面)は共に2152年の出来事である。
 2152年9月12日、タッカーはレテリアン貨物船に拘禁されていたクリオス・プライム女王カイターマと出会い、彼女と共に貨物船を脱走し、脱出ポッドで一晩を過ごした。(ENT:眠る女の謎
 それから数週間後、シャトルポッド1自動操縦装置のテスト中に巨大ガス惑星近くで未知の船に攻撃を受け、衛星の一つに不時着。その攻撃してきた相手はアーコニアンのゾカーンという人物であった。幸い、衛星には大気が存在したものの、大気成分に含まれるセレン・アイソトープの影響でタッカーもゾカーンも共に船が飛び立てず、通信機も故障しており、また、衛星の昼間の気温は100度を超える灼熱地獄の環境だったことから、2人は協力し合い、救援を呼んで衛星を脱出できた。その出来事を指してトゥポルは、「ヴァルカンが100年も築けなかった関係を、1日で築けた」と述べていた。(ENT:熱き夜明け

 そして、タッカーは、ワープ5で航行中の船から船を、文字通りの綱渡りで移動した最初の人間となった。(ENT:優生クリンゴン

趣味と関心編集

人間関係編集

友人編集

 エンタープライズの副長としてのタッカーは、船長クルーの間の緩衝役という役割が求められていた。その後、トゥポル副司令官がエンタープライズの副長に就任したことにより副長の任は解かれたが、エンタープライズが最初の任務に出発した初日に彼は食堂で何人かの士官に夕食に誘われる程、彼は一般のクルーにも好かれる上級士官であった。(ENT:夢への旅立ち

ジョナサン・アーチャー編集

Archer and Trip survive in Desert

アーチャー船長はトロサン砂漠で熱射病にかかったタッカーを助けた。

 タッカーとジョナサン・アーチャーの出会いは、NX計画の頃であった。当時、大尉としてジェフリーズ大佐のエンジニア・チームに配属されていたタッカーは、計画のテストパイロット候補であったアーチャーと出会った。最初の実験機NXアルファが事故によって破壊されたことにより、計画が中止に追い込まれた際に、タッカーとアーチャーは計画中止を阻止するためにA・G・ロビンソン中佐と共に実験機NXベータを盗み出してワープ実験を成功させた。この成功により、一度は凍結されたNX計画は再開され、後のNX級建造の原点となった。(ENT:運命の飛行

 それ以来、タッカーとアーチャーの間には強い友情が芽生えた。オーストラリア奥地での厳しいサバイバル訓練では共に耐え、何度もお互いの命を救った。また、タイタンでのオメガ演習ではタッカーのEVパックが凍り付き、窒素中毒に陥った。タッカーは錯乱しヘルメットを脱ごうとしたが、アーチャーはそれを止め彼の命を救った。2152年にはトロサン砂漠で二人が遭難し、タッカーが熱射病にかかった際にも、アーチャーは彼を必死に救った。

 一方で、タッカーも幾度となくアーチャーの命を救った。前ワープ文明の惑星でアーチャーとマルコム・リード大尉が現地軍に捕まり処刑されようとしていた際に彼らを救出した。また、アーチャーがクリンゴンに雇われた賞金稼ぎに拉致された際にも彼を救出した。(ENT:幻影の戦士ENT: 危険なコンタクトENT: 狙われた首

 アーチャーが落ち込んだ時にはいつもタッカーが傍についていた。アーチャーがクリタサンとのファーストコンタクトに失敗し、意気消沈した際にはタッカーはアーチャーを元気づけるためにスタンフォード大対テキサス大の水球決勝試合のデータモジュールを見せて慰めた。彼らは度々食事を共にしてお互いの関心事を共有した。(ENT:漂流生命体の叫び

 しかし、彼らの関係はストレスが全くない関係という訳ではなかった。タッカーは一度、ヴィシアの習慣を妨げる行動を取った。ヴィシアでは生殖に第3の性が用いられるが、第3の性が不当な扱いを受けていると彼らを説得した。他の文化の公正さを判断及び干渉することはタブーとされる恒星間外交の基本原則に悖るタッカーの行動に対して、アーチャーは激怒した。アーチャーはタッカーに「上官としてその原則を十分に叩き込めなかった」と述べた。(ENT:第3の性

 それでも、タッカーは続いてアーチャーと一時期を除いてエンタープライズで行動を共にし、幾度もの死線を潜り抜けることになる。
 そして、タッカーは2161年にアーチャーを救うため、シレック・シュランとその娘であるタラを追ってきた異星人の犯罪集団EPSコンジットの爆発に巻き込ませて殉職した。

マルコム・リード編集

Trip and Reed in Shuttlepod 1

タッカーとリードの絆

 タッカーは楽観的な性格であるが、マルコム・リード大尉は逆に堅物であった。しかし、この相容れない性格の二人の間には奇妙な友情が芽生えた。タッカーとリードはシャトルポッドが故障し数日間漂流した。その際に二人は当初は衝突したが、徐々にお互いを理解して打ち解けて行った。タッカーは生存の可能性を上げるために自らを犠牲にしようとさえしたが、酸素が切れるギリギリの時間で二人はエンタープライズに救出された。(ENT:引き裂かれたクルー

 エンタープライズが休暇でライサに訪れた際には、タッカーとリードは上陸休暇ライサ人女性との楽しみを求めて二人でライサのナイトクラブを訪れた。しかし、そこで知り合った女性は実は強盗が形態変化した姿であったことが判明し、彼らは金品と衣服をすべてはぎとられてしまった。彼らは何とか逃げたが、この事件は二人だけの秘密にしようと約束した。(ENT:楽園での出来事

 それから数年後、後世においてバベル危機と呼ばれるロミュランの襲撃の際、タッカーとリードはロミュラン無人艦で共に数日を過ごし、再び命の危険にさらされた。
 2人が無人艦を調査中にエンタープライズと交戦し始め、リードの宇宙服の酸素供給用のパイプが外れた時、タッカーがそれを助けた。その後、回避用スラスターから酸素を拝借し、ブリッジに辿りつき、2人は、その艦の無力化を試みた。
 最初に、タッカーはワープ・マトリックス主要ジャンクション内で、ワープ機能の無力化を試みたが、ロミュランの遠隔操作によってジャンクションに閉じ込められ、ヘルメットを脱いでいた状態でリアクター冷却材から放射線を浴びせられた。そして、リードはタッカーを助けるために、ロミュランの要求通りにワープ機能を復活させるが、同時にブリッジの回路内でフェイズ銃時限爆弾代わりにセットしてから、タッカーと共にジャンクションを抜け出した。
 直後にフェイズ銃は自爆し、船体にヒビが入るほどの損傷を与え、エンタープライズが到着するまで無人艦を立ち往生させた。
 2人はエンタープライズが到着した時、ロミュラン無人艦から半ば放り出される形で共に脱出に成功した。
 ちなみに、この一連の出来事の最中、タッカーとリードは互いに冗談を言い合ったり、からかい合うことで励まし合い、救助された直後もそのような事があった。(ENT:バベル1号星ENT: ロミュランの陰謀

ホシ・サトウ編集

 タッカーは、ホシ・サトウ少尉が初めての言語でも、いくつかの単語を聞くだけで流暢にその言語を話すことができる能力をうらやましいと思っていた。2154年、タッカーとサトウがシリコンベースのウィルスに感染し、二人が除菌室に隔離されている際にお互いの話をした際に彼はそれを伝えた。(ENT:死の観察者

 エンタープライズがフェレンギの略奪者によって侵入を受けた際に、タッカーはフェレンギを騙すためにサトウが自分の妻であると主張した。(ENT:獲物たちの罠

家族編集

 タッカーの名は、父親のチャールズ・タッカーJr.及び彼の祖父のチャールズ・タッカーの名を受け継がれたものであった。タッカーの両親は2161年の時点ではミシシッピに在住しており、健在であった。(ENT:ヒーローたちの帰還ENT: 最後のフロンティア

 幼少時代、タッカーは学校のダンスパーティーに備えて兄弟と共に何週間もツーステップの練習を行った。(ENT:果てなき心の旅

エリザベス編集

Trip Elizabeth and Armadillo

タッカーの隣に写る妹のエリザベス

 タッカーは妹のエリザベス(リズという愛称であった)を特にかわいがっており、2153年のズィンディによる攻撃で彼女が死亡した際には深く落ち込んだ。(ENT:帰還なき旅ENT: トレリウムD

 ジェーン・テイラー乗組員アザティ・プライムの戦いで戦死した際、タッカーは彼女の家族への手紙を書く責務を負った。手紙を書いている間、彼はテイラーの死からエリザベスの死を思い起こし、苦悩に苛まれつつも彼女が如何にして亡くなったのかを記した。(ENT:デグラの決断

ロマンス編集

ナタリー編集

 エンタープライズが出航する前まで、タッカーはフロリダ時代からナタリーという女性と付き合っていた。彼は船が出航する前に彼女にお別れを言うことができなかったが、エンタープライズでの魅力的な任務を優先した。(ENT:言葉なき遭遇

アーレン編集

 2151年、タッカーはアーレンというジリリアン女性と共に仕事をした際に誤って受胎してしまった。彼は人類最初の妊娠をした男性及び、異星人との間に子供を作った人物として記録に残った。(ENT:予期せぬ侵入者

リアナ編集

 タッカーは不時着したカンターレ船の生存者のリアナと出会い、短い期間であったが二人の間にはロマンスが芽生えた。(ENT:閉ざされたオアシス

カイターマ編集

アマンダ・コール編集

トゥポル編集

別の時間軸と可能性の未来編集

Charles Tucker III, 2165

タッカー大佐(2165年)

 2153年にアーチャーが時空間パラサイトに感染した事によって生じた可能性の未来では、タッカーはズィンディの攻撃から生き残った人類と共にセティ・アルファ5号星へと移住した。2156年にはエンタープライズの船長に就任している。しかし、2165年にセティ・アルファの人類コロニーを襲撃したズィンディの攻撃を受け、タッカーはエンタープライズ諸共死亡した。(ENT:留められない記憶

 2037年に確認された別の時間軸では、タッカーはトゥポルと結婚し、伝統的なヴァルカン形式の結婚式を挙げた。その際の誓いの言葉の発音を習得するのに数週間かかったと言われている。その後、第3貨物室でハネムーンを行い、小惑星から集めた砂で自らビーチを作り、ヤシの木を植えた。その後、彼らの間にはロリアンという息子が生まれたが、彼が14歳の時にタッカーは死亡した。(ENT:エンタープライズ2

付録編集

注釈編集

  1. 日本語吹き替え版では中佐に相当する「Commandar」を、一貫して何故か「少佐」と訳出している。
  2. 非正史においては生存している。理由は後ほど説明
  3. ハッシュパピー(hushpuppies):トウモロコシ粉の生地を小さく丸めて揚げたアメリカ南部の揚げパン料理

背景編集

非正史編集

 シリーズ最終話である『ENT: 最後のフロンティア』はファンの間で最も議論を呼ぶ作品のひとつとなり、特にタッカーの死がとても不評であった。そのため、後にパラマウントより許可を得て出版されたスタートレック小説の中で、タッカーの死は本当の出来事ではなく作り話だったことにされた。これにより非正史のストーリー上では、タッカーは生存していることになる。(隔週刊 スタートレック ベストエピソード コレクションVol.132)

外部リンク編集

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