Memory Alpha
登録
Advertisement
Tal Shiar logo

 タル・シアー(Tal Shiar)とは、ロミュラン帝国のエリート諜報機関である。アルファ宇宙域及びベータ宇宙域において高く評価され、そして恐れられた組織である。彼らの目的は、ロミュランの敵(主に惑星連邦クリンゴン帝国)を監視し祖国を守ることと、国内のロミュラン市民の監視とスパイ活動の防止である。

概要[]

 タル・シアーの委員長は、ロミュラン永続委員会のメンバーであることが習慣とされていた。

 また、タル・シアーの活動はロミュラン上院に干渉されるものではなく、政府上層部の命令を上院議会を通すことなく実行することができた。同時に、タル・シアーは軍部に対しても権威を持っており、軍司令官に取って代わって艦隊の指揮を行う権限すら与えられていた。

歴史[]

 2371年にタル・シアーはカーデシア連合オブシディアン・オーダーと秘密裏に連合し、ドミニオン創設者のホームワールドであるオマリオン星雲に対して20隻からなる艦隊を派遣した。その作戦の為に、元オブシディアン・オーダーの工作員を数名の暗殺も実行している。しかしながら、タル・シアーには既に可変種が潜入しており、作戦はドミニオンに筒抜けとなって派遣した艦隊は全滅させられた。(DS9:姿なき連合艦隊

 オマリオン星雲での敗北後、オブシディアン・オーダーが急速に力を失ったのと対照的に、タル・シアーは再建を果たしている。2374年には連邦の新鋭艦であったUSSプロメテウス(NX-59650)を奪うという任務を行っている。(VOY:プロメテウスの灯を求めて

 また、同年2374年後半にはヴリーナック上院議員のシャトル爆破事件の調査を行い、彼らの仮報告書によってドミニオンによる破壊工作が発見された。(DS9:消された偽造作戦

Advertisement