タルサス4号星(Tarsus IV)は惑星連邦領域に存在するタルサス星系の第4惑星で、23世紀には連邦のコロニーが建設され連邦に加盟している。
2246年、タルサス4号星に外来の真菌が蔓延しコロニーの大半の食糧供給が破壊され8000人の入植者が飢餓の危機に陥った。コドス知事は4000人の入植者を殺害して他の4000人の命を救うという強烈な決定を下し、彼の個人的な優生学的理論で殺害する人々を選んだ。地球からの救援部隊は予想より早く到着したが、4000人の人々を救うには遅く既にコドスによって殺されていた。コドスは焼死体として見つかり、2266年に惑星Qで偶然に発見されるまで死亡したと思われていた。
タルサス4号星事件の生存者の中にはジェイムズ・T・カーク大佐、ケヴィン・ライリーとトーマス・レイトンがおり、彼らはコドスの顔を知っていて彼を特定出来る9人の生存者の内の3人だった。(TOS:殺人鬼コドス)
2371年、ジャン=リュック・ピカード大佐とデータ少佐が星図作成室に表示していた星図にはタルサス4号星が含まれていた。(スタートレック:ジェネレーションズ)
背景[]
『ENT: 暗黒の地球帝国・後編』でアーチャーとサトウがUSSディファイアント(NCC-1764)のライブラリ・コンピュータから引き出した情報には、ホシ・サトウがタルサス4号星事件で殺されたことが含まれていた。その部分の文章はエピソード内では画面に映らないので劇中に見る事が出来ないが、マイク・サスマンがそのことを明かした。