スタートレック:ジェネレーションズ
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| スタートレック:ジェネレーションズ Star Trek Generations | ||
|---|---|---|
| 公開日: 1994年11月18日 | ||
| ← | スタートレック映画全11 作中7作目 | → |
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| 脚本 ロナルド・D・ムーア、ブラノン・ブラガ ストーリー リック・バーマン、ロナルド・D・ムーア、ブラノン・ブラガ 監督 デヴィッド・カーソン プロデュース リック・バーマン | ||
| 宇宙暦 48650.1 西暦 2293年、2371年 | ||
- Two captains. One destiny.
年老いたエル・オーリアンの狂気の科学者であるトリアン・ソラン博士は、自らの永遠の幸福を追い求めるあまりに、ある恒星系の破滅をも実行しようとしていた。USSエンタープライズ-Dのジャン=リュック・ピカード艦長は、彼の計画を阻止してその恒星系の住民を守らなければならなかった。しかし、ピカードはソランの狂気を止めるために、過去から予期せぬ協力者を得た。これは、二世代に渡るエンタープライズの艦長の物語である。
目次 |
概要
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プロローグ
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23世紀(2293年)
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新造された宇宙艦USSエンタープライズ-Bの外壁に一瓶のドン・ペリニヨンが割られ、処女航海への洗礼を受けた。この新しいエンタープライズの進水式をドライドックの施設で多くの人々がそれを拍手で祝った。
新造されたエンタープライズの処女航海には三名の主賓(ジェイムズ・T・カーク、モンゴメリー・スコット、パヴェル・チェコフ)が招かれており、彼らがターボリフトからブリッジに現れると、直ちにレポーターに囲まれた。矢継ぎ早に彼らに質問を行うレポーターを制したのは、新しいエンタープライズの新任艦長であるジョン・ハリマンであった。ハリマンは、エンタープライズの艦長として今や伝説と言われるカークらを迎えたことを非常に喜んでおり、小学生の頃からカークのファンであり、彼の功績を本で読んでいたと述べた。カークはハリマンに艦の見学を要望し、ハリマンは快諾した。レポーターはカークに「約30年間に渡るエンタープライズの歴史の中で自分が指揮を取らない最初のエンタープライズとなるこの艦についてどう感じているか?」とインタビューしたが、カークは「この処女航海に立ち合えるだけで喜ばしい」と述べた。レポーターは更に質問を続けようとしたが、エンタープライズのクルーにカークに先に艦の見学をさせてあげるようにとレポーターを制止した。チェコフはカークを呼び、エンタープライズの操舵士官であるデモラ・スールー少尉を紹介した。デモラは父親のヒカル・スールーよりカークの話は色々と伺っていると述べた。カークは成長したデモラを見て驚き以前に会った時はまだ幼い少女だったと述べたが、チェコフはそれはもう12年も前になると述べた。カークはデモラと握手し、「スールーが舵を取っていないとエンタープライズとは言えない」と述べ、彼女を祝福した。チェコフは彼女を眺めながら「若さに輝いている」とつぶやいたが、カークはチェコフに「君はもっと輝いていた」と述べた。スコッティは見学しながら「素晴らしい艦だ」と感嘆を述べながらカークの後ろを通り過ぎたが、カークは彼に「スールーはいつの間に家族を持ったんだ?」と驚きを伝えたが、スコッティは「時間は作るものだ」と以前カーク自身が言っていたと述べ、「引退生活が寂しいのでしょう?」と言った。カークはスコッティに「君はエンジニアでよかったな。精神科医だったら客が寄り付かないぞ」と皮肉を言った。丁度その時、ハリマンが出航のため席についてくれるように二人に頼んだ。カークは名残惜しそうに艦長席に触れながら、ゲスト用の席に移動した。
ハリマンは出航にあたり、カークに発進命令を出してほしいと懇願した。最初、カークは断ったがハリマンは熱心に食い下がり、チェコフとスコッティにも促され彼はしぶしぶ引き受けた。彼の発進命令を収録しようと集まったレポーターを前に、カークは発進命令を述べた。ブリッジの全員が拍手喝采する中、エンタープライズは地球軌道上のドライドックを出発した。
艦内の見学を終えた主賓一行がブリッジに戻り、再びレポーターの質問攻めに遭っている時にハリマンは気を利かせレポーター達に処女航海の今後の工程を話し始めた。ところが、通信部が救難信号をキャッチしたと報告を行いブリッジは一瞬緊迫した。ハリマンは戸惑いながらも救難信号を確認し、処女航海中のエンタープライズでは装備が足りないとの理由で付近の艦への通報を命令した。しかし、付近に他の艦が皆無であることを報告され、ハリマンは躊躇いながらも救難信号の発信場所へ進路を取るように命令した。カークはそのやり取りを見ながら落ち着きなく立ったり座ったりしていたが、それを見たスコッティはカークが指揮を引き継ぎたがっているのを察しながら、椅子の具合が悪いのか?と彼をなだめた。
現地に到着した時、救難信号を発信したエル・オーリアンの難民輸送船SSラクールとSSロバート・フォックスの二隻は強力なエネルギー・リボンに捕らわれ崩壊寸前の状態であった。

by Al all二隻を救助するために、ハリマンは考え付くあらゆる方法を試すが何れも失敗に終わった。カークはトラクター・ビームで牽引するように述べたが、ハリマンはその装備は火曜日に搭載予定であると述べた。何も対策を打てないまま輸送船の一隻ロバート・フォックスが破壊されてしまい、乗員265名全員が死亡してしまった。ハリマンはそこで、カークにアドバイスを求めた。カークはハリマンに対して転送圏内まで接近し、難民を転送収容するようにアドバイスした。ハリマンはエンタープライズもエネルギー・リボンに捕らわれ危険であると述べるが、カークは「エンタープライズ艦長はリスクは承知の上だ」と彼を諭した。
エンタープライズは重力の歪から被害を受ける中でラクールの転送可能圏内まで接近し、転送収容を行おうとしたが乗員の生命反応が時空連続体の影響を受けロックがかからない状況であった。カークはスコッティに何とか転送を行うように指示し、ラクールの崩壊寸前に150名中47名の転送収容に成功した。その直後、エンタープライズ自身もエネルギー・リボンに捕らわれ身動きが取れない状態となった。
医療室では、未着任の医療士官に変わりチェコフが収容した難民の治療を行っていた。その中の一人の老人が取り乱し、元の場所へ自分を戻せと暴れたため、チェコフは鎮静剤を投与し老人を眠らせた。その難民の中には、ガイナンも含まれていた。
一方、ブリッジではカークとスコッティがエネルギー・リボンから脱出する為に光子魚雷で反物質爆発を起こそうと提案したが、デモラは光子魚雷はまだ搭載されていないと述べた。そこで、スコッティは光子魚雷の代わりにメイン・ディフレクターから反物質共鳴波を発することで反物質爆発に近い効果を得られるかもしれないと提案した。ハリマンは直ちに、ディフレクターの改造のために現地に行くと名乗りを上げ、カークに代わりに指揮を取ってくれるように頼みブリッジを出ようとした。カークは艦長席に一度は座ったが、ハリマンを呼び止め「艦長はブリッジにいるべきだ。」と述べ、自分が代わりに行くとブリッジを出た。
リボンの圧力で艦が激しく振動する中、カークはディフレクター制御室でディフレクターから共鳴波を発射するための改造を行っていた。艦の耐久度が限界に近づいた時カークは作業を終え合図した。ハリマンは直ちにディフレクターから共鳴バーストを発射させ、重力場を崩壊させる事に成功した。しかし、艦がエネルギー・リボンから脱出する際に一筋のエネルギーの弧が船体に直撃し船体がえぐり取られてしまった。エネルギー・リボンを脱出した後にハリマンは被害報告を求めた。被害個所にはカークが作業をしていた第15デッキも含まれていた。スコッティは直ちにカークに通信連絡を取ったが応答が無く、医療室のチェコフを呼び出し、ハリマンと共に現地へ急行した。
遅れて現地の到着したチェコフは、隔壁が吹き飛び宇宙空間が見えている室内を見て「ここに誰かいたのか?」と尋ねた。スコッティは力なく「そうだ」と答え、チェコフはそこにカークがいたことを悟り、三名は茫然と隔壁の外に広がる宇宙空間を見つめるしかなかった。
第1幕
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24世紀(2371年)
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それから78年後、ジャン=リュック・ピカード大佐とウィリアム・T・ライカー中佐及び、USSエンタープライズ-Dの上級士官たちはホロデッキに集まっていた。19世紀の帆船の乗組員に扮し、ウォーフ大尉の少佐昇進を祝っていた。甲板から海へ迫り出させた板の上に少佐の制帽をロープで吊るしたものを、板からジャンプをさせて取らせる儀式を行い、ウォーフは見事にそれをやり遂げた。しかし、ライカーはコンピュータに命じて板を消去させ、得意げなウォーフを海へ突き落として皆の笑いを誘った。アンドロイドのデータはこの一連のやり取りの中での冗談が理解できないでいた。
イベントの最中、ピカード宛に地球からパーソナル・メッセージを受信した旨報告が入った。ホロデッキ上でメッセージを確認したピカードは、突如苦悩の表情に変わった。ピカードの異変に気がついたディアナ・トロイはピカードにどうかしたのか尋ねたが、彼はただ「なんでもない」と言ってホロデッキを出て行ってしまった。ピカードの退出後に、ライカー宛にブリッジから緊急連絡が入った。「アマゴサ観測基地が攻撃を受けている」と。

アマゴサ星系に到着したエンタープライズは、救難信号の発信源の観測基地へ向かった。上級士官はホロデッキから直行したため、英国海軍の正装のままブリッジに入った。観測基地を攻撃した勢力は既に姿はなく、損傷を受けた観測基地が漂っているだけであった。ライカーはピカードから命令を求めたが、狼狽しているピカードは上陸班を編成して生存者を収容するよう命じただけで、作戦室へ入ってしまった。
観測基地に上陸したライカーとウォーフ他は瓦礫の中からエル・オーリアンの科学者、トリアン・ソラン博士を発見した。また、他の場所では基地を襲撃した勢力の一人の遺体を発見した。それは、ロミュラン人であった。
データは、自室でジョーディ・ラフォージと共に仕事をしていた。データはウォーフの昇進式でユーモアを理解できなかったことから、人間の感情を理解するために、スン博士が開発したエモーション・チップ無しにこれ以上の人間性の成長は不可能であると判断し、チップの装着を決意する。チップの装備は彼のポジトロニック・ブレインに損傷を引き起こす恐れがあったが、それでもチップを装着してくれる様にジョーディに頼んだ。
一方、作戦室ではライカーが観測基地の調査結果をピカードに報告していた。ライカーは救出したソラン博士が緊急に艦長に会いたがっている旨を報告し、ピカードは応じた。ライカーは様子が変なピカードに何かあったのか尋ねるが、ピカードは冷たく何もないと突き返した。

データは装着したばかりのエモーション・チップを試そうと早速テン・フォワードを訪れた。彼とラフォージはバーでガイナンに近づき、フォーカス3号星から入手したばかりのお酒を勧められ試飲した。データはすぐに感情的反応を経験した。あまりにもひどい味にデータの顔は引きつったが、彼は感情を経験したことが無いためこれをどう表現して良いかわからなかった。ガイナンはデータの表情から不味いと察したが、もう一杯勧めると彼は「頼む」と言ってお代わりをした。その頃、ピカードはソランと話すためにテン・フォワードを訪れていた。そこで、ソランを見つけて早速彼の話を聞いた。ソランは直ちに観測基地へ戻りたいと申し出た。ピカードは現場検証が済むまで我慢するように答えたが、ソランは何年間もタイミングを待っていた重要な実験を控えていると嘆願した。しかし、ピカードは不機嫌に調査完了まで待つように突き返すが、ソランは「時はじりじりと身を焼く炎だ。こうしている間にも時間は刻一刻と過ぎ、時間がなくなってしまう。」とピカードに迫った。「何もかもやり残して死んでいく者もいる。あなたなら分かってくださるはずだ。」と。ピカードはこの言葉に擾乱させられ、彼の実験が予定通りに完了できる様協力すると約束した。
ソランはピカードと別れた後に、時計で時間を確認し辺りを見回した。すると、バーにガイナンがいることに気づきショックを受け、直ちにテン・フォワードを後にした。ガイナンは何かを感じ、辺りを見回したが既にソランの姿はなかった。
機関室ではウォーフがロミュランのトリコーダーから、彼らが基地でトライリチウムという化合物を探していたことを突き止めたとライカーに報告した。トライリチウムは核融合反応を止めることが可能であり、理論上では恒星の反応すら止めることができると述べた。しかし、ロミュランはトライリチウムの研究を行っているが、連邦では研究すら行っていないのになぜ連邦の基地を襲ったのかの理由が分からないとライカーは言った。
データとラフォージは、ライカーからの命令で基地にトライリチウムがあるかどうか調査を行っていた。データはエモーション・チップの影響で延々と笑い続け注意散漫になっていた。ラフォージはヴァイザーで隠し扉を発見し、データがドアロックを解除することに成功し中に入った。部屋の中にはトライリチウムが存在しており、様々な恒星調査用の秘密の設備が整っていた。しかし、相変わらず笑い続けているデータに対してラフォージも遂にいらつき、やめるように苦言を呈するとデータはオーバーロードを起こし倒れてしまった。データはその後直ちに起き上ったが、エモーション・チップが自身のニューラル・ネットに過負荷を掛けた様だと分析した。ラフォージは直ちにエンタープライズに戻るために通信を行うが、妨害フィールドの影響で通信ができなかった。するとそこに、ソランが現れラフォージに何か手伝うか?と近づいてきた。ラフォージが油断した隙にソランは突然彼を殴り、次いでデータにディスラプター銃を向けた。データは必死に命乞いをした。

艦長の私室では、ピカードがアルバムを眺めていた。そこにトロイが訪ねてきた。ピカードは彼女を招き入れ、自分の兄のロベールと甥のレネの話をし始めた。レネとは来月、宇宙艦隊アカデミーの見学に連れていく約束をしていたと語ったが、二人とも火事で亡くなったことを明かした。トロイは彼を慰めながら、彼の話を聞いた。ピカードは幼いころから、一族の栄光の歴史を聞かされながら育ち、兄が結婚し子供が生まれたことで、自分が家系を受け継ぐ責任を負わずともピカード家は安泰だと感じていたと話した。自分の残された時間は僅かでも、家族の名が受け継がれていくことに安らぎを感じていたと。しかし、突然に訪れた二人の死により、ピカード家の歴史が自分で最後となると。その時、突然窓の外でアマゴサが明るく光ったのを目撃した。
直ちにブリッジに向かったピカードとトロイは、観測基地からトライリチウムを搭載した探査機が発射された事を知った。探査機によって、恒星は崩壊が進み星系全体を破壊する衝撃波が発生していた。しかし、上陸班がまだ観測基地内に残っており音信普通であるため、ピカードはライカーとウォーフにデータとラフォージの救出を命じた。観測基地上では、ライカーとウォーフに向けソランがディスラプターで応戦していた。ライカーはデータに近づきラフォージのところまで行けないか尋ねるも、データは恐怖に慄き動けないでいた。その後、何者かからソランに通信が入り転送座標を要求してきた。ソランは座標をコンピュータに入力した。その頃、エンタープライズは遮蔽を解除するクリンゴン・バード・オブ・プレイを捕捉していた。バード・オブ・プレイは直ちにソランと人質にされたジョーディを転送収容し、遮蔽して飛び去った。エンタープライズは上陸班を収容次第直ちに星系を離れた。アマゴサから発せられた衝撃波は観測基地を破壊し星系全体を破壊した。
第2幕
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逃亡したクリンゴン艦のブリッジではルーサとベトールのデュラス姉妹がソランの無限の力を秘めた兵器を手に入れることを切望していた。ソランは彼らが無限の力を秘めた兵器と言うトライリチウムの情報を渡す条件として、ヴェリディアン星系へ向かう様命じた。彼らは渋々ながらその条件を受け入れた。艦内ではソランが捕虜としたラフォージにトライリチウムについて知っていることを吐かせようと尋問していた。そして、彼のヴァイザーに興味を示した。
一方、エンタープライズではビバリー・クラッシャーがソランについての情報を調査していた。そこで、彼がエル・オーリアンで約80年前にボーグが彼らの母星を破壊した後に、難民輸送船ラクールに乗船しており、その時にUSSエンタープライズBに救助された生存者の一人であったことを突き止めた。そして、もうひとつの事実として、ガイナンが同じくラクールに乗船しており救助されていたことをライカーに伝えた。ピカード艦長はガイナンにソランの事を聞くために彼女の部屋を訪れた。そこでガイナンは、ラクールを破壊したエネルギー・リボンについてピカードに語った。彼女はそのエネルギー・リボンをネクサスと呼び、ソランの目的はそのネクサスに戻ることだろうと述べた。ネクサスでは満ち足りた幸福に満たされ、二度と現実に戻りたくないと思わせる程心に強く残る経験ができるため、エンタープライズBによって救助された後に、ソランは再びネクサスに戻るためならどんな手段でも取るだろうという考えからであった。しかし、ここで一つ疑問が残った。何故、ネクサスに戻るために星を滅ぼす必要があるのか?

- 『艦長日誌、宇宙暦48632.4。ドクター・クラッシャーからの報告によると、データのエモーション・チップは彼のニューラル・ネットに融合して取り外すことができないらしい。しかし、勤務に支障はないとの診断であるため、私は星図作成部での任務を命じた。』
エンタープライズの星図作成室で、ピカードとデータは巨大な画面に表示された付近の星図を前に検証を行っていた。ピカードはアマゴサ星の破壊でどのような影響が出たのかについての報告をデータに求めた。しかし、データは注意散漫な状態であったため、ピカードはデータに大丈夫か尋ねた。データは観測基地でジョーディを助けられなかった事に対して激しい自責の念に苛まれ、職務に集中できないと告白した。会話の途中でアマゴサ星崩壊による周囲への影響の解析結果が出た。結果の中で、ピカードは一点気になる点を見つけた。USSボズマンはアマゴサ星崩壊の影響で発生した星域全体の重力場の変化のため、コースの微調整の必要に迫られたというものであった。ピカードは、アマゴサ崩壊による重力場の変化を考慮した新たなネクサスの軌道予測をデータに命じた。しかし、データは自分の感情をコントロールすることができず、ピカードにチップを取り外すことができるまで自分を機能停止にしてくれるように嘆願した。ピカードはそれに対して、感情を持つ者はその感情を受け入れ制御しながら生きる術を学ぶ様にと逆に諭し、彼を機能停止するつもりはないと述べた。それでもデータは自分を任務から外すことを要望しようとするが、ピカードは士官として義務を果たすよう命令した。データはピカードに言われたように、自分の感情と向き合いながら任務を続ける事に同意し、作業を続行した。ピカードは「心と向き合うのは勇気がいるが、その勇気をもたらすのも心だ。」とアドバイスした。データは指示されたようにネクサスの軌道を予測したが、ピカードの勘が的中しネクサスの軌道が変化していた。しかし、何故星を崩壊させてまで軌道を変更させるのかが分からなかった。船でネクサスに近づけば良いのではないか?と考えたが、データはネクサスに近づいた船は大破するか激しい損傷を受けたため現実的ではないと述べた。そのため、ピカードはソランの真の狙いはネクサスの軌道を変更し自分の方へ引き寄せることであると確信した。軌道予測から、軌道に近いMクラスの惑星を探したところ、ヴェリディアン星系のヴェリディアン3号星が最も近いことが判明し、ヴェリディアンの恒星を破壊することによってネクサスの軌道は3号星にピッタリと重なることが判明した。データによるヴェリディアン星の崩壊シミュレーションによると、恒星系全体を破壊する衝撃波が発生して、ヴェリディアン4号星に住む前ワープ時代のヒューマノイド約2億3000万名の命も奪われる事が判明した。ピカードは直ちにヴェリディアン星系へ最大ワープで向かう様に指示した。

by Aatrekラフォージへの尋問を終えたソランがブリッジへ戻ると、クリンゴン艦は丁度ヴェリディアン3号星へ到着した。しかし、その後エンタープライズが到着しラフォージの返還を要求する通信を行ってきた。遮蔽中であるため位置は特定されていないとはいえ、ソランは計画の邪魔が入ったことに苛つきながら、デュラス姉妹にラフォージのヴァイザーを利用して、エンタープライズを破壊するよう命じ、自分は地表へと降り立った。
エンタープライズのブリッジでは、恒星に向けて発射されるトライリチウム・ミサイルを撃ち落とすことが極めて困難であることについて話し合われていた。その時、突如クリンゴン艦が遮蔽を解除し通信を行ってきた。ルーサとベトールはピカードに挨拶をし、ラフォージをお客として預かっていると述べた。ピカードはソランとの面会とラフォージの返還を要求したが、彼らは代償を要求してきたため、ピカードは自らが捕虜となりラフォージとの捕虜交換及び、自分をソランの元へ送るよう条件を申し出た。デュラス姉妹は条件に応じ、ピカードの転送と共にラフォージが変換された。
ピカードはヴェリディアン3号星上の砂漠の山の頂に転送降下された。そこで、ソランがトライリチウム・ミサイルの発射装置の準備をしているのを発見した。ピカードがソランに近づこうとすると、発射装置周辺に張られたフォース・フィールドによって接近を阻まれた。ピカードはソランに計画の断念を求めるが、ソランは一切聞く耳を持たなかった。

その頃、デュラス姉妹はソランがラフォージのヴァイザーに細工を仕掛けたため、ヴァイザーからの映像データを受信する事に成功していた。ラフォージは医療室を出た後に自室へ行き、風呂に入るなどしてなかなか機関室へ寄り付かないため、姉妹は苛々していた。しかし、遂にラフォージが機関室へ入り彼らが求めていた情報を見つけ出した。それは、ギャラクシー級の艦のシールド変調の周波数であった。周波数さえ分かれば、シールドを貫通して攻撃を加えることができるからである。
エンタープライズでは、ヴェリディアン3号星に降下したピカードの捜索が続けられていた。大気の電離層の影響で生命反応を特定することができないためであった。しかし、突如デュラス姉妹のバード・オブ・プレイから魚雷攻撃を受けたため、捜索は中止された。エンタープライズのシールド変調に同調させた魚雷の攻撃はエンタープライズのシールドを無効化し、すべての攻撃が直撃弾となった。度重なる直撃弾を受け被害が増大する中、ライカーはウォーフにデュラス姉妹のバード・オブ・プレイの弱点を聞くが、彼らのD12級は遮蔽装置に組み込まれるプラズマ・コイル欠陥があるとアドバイスを受けた。ライカーはプラズマ・コイルの欠陥はイオン化パルスの影響を受けやすいという特性から何か攻略法はないかデータに尋ねたところ、データはイオン化パルスによって相手の遮蔽装置を強制的に起動させることができると指摘した。遮蔽装置作動時は防御シールドが解除されるため、その一瞬の隙に光子魚雷を撃ち込む作戦が立案され、データにより直ちに実行された。そして、狙い通り相手の遮蔽が解除された一瞬の隙に光子魚雷を撃ち込み、デュラス姉妹のバード・オブ・プレイを破壊することに成功した。

機関室ではラフォージが新たな問題に手間取っていた。敵の攻撃により磁気インターロックが故障し、ワープ・コアのプラズマ冷却剤が漏れ始めたのである。この影響でワープ・コア崩壊が始まり、ライカーは直ちに円盤部分離のために推進部の乗員避難を命じた。全員の非難が完了し、円盤部と推進部の分離が行われ円盤部は回避行動を開始したが、ワープ・コアの爆発を引き起こした推進部の衝撃波が直撃し円盤部はヴェリディアン3号星の大気圏へ向け降下を始めたのであった。
その頃、ピカードは岩山のフォース・フィールドに僅かな隙間を見つけ、その隙間からフィールド内部への侵入を図っていた。しかし、ソランはそれに気づきピカードに向けディスラプターを撃った。

円盤部が惑星上に墜落を始める中、データは反動推進エンジンの一時的な復旧に成功し飛行姿勢を修正することに成功した。しかし、円盤部は地表の山に衝突し地表を滑るように不時着を行った。コンソールが爆発し艦内の至る部分が崩壊しながらも、何とか停止した。着陸後、ライカーはブリッジ天井の窓から外の青空が広がるのを見た。こうしてエンタープライズは地表に不時着し大破してしまった。

墜落現場から遠く離れたソランの岩山では、ソランの攻撃を何とかかわしたピカードがソランに肉弾戦を仕掛けた。しかし、ソランはピカードを丘の下に投げ飛ばすことに成功し何とか凌いだ。そして、遂にソランのミサイルはヴェリディアン星へ向けて発射され、星はみるみる光を失っていった。そして、ネクサスが空の彼方から近づき、ソランは岩山の頂上から両手を広げてネクサスを迎えた。ネクサスはソランと、岩山の下に突き落とされたピカード諸共呑み込んでいった。ネクサスが通り過ぎた後、ヴェリディアン星系は衝撃波によってヴェリディアン3号星諸共すべてを破壊し尽くしたのであった。
第3幕
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「ここはどこだ?」ピカードはヴェリディアン3号星の岩山からネクサスへ取り込まれた時、何も見えずにこう呟いた。そして、目隠しを外されるとそこにはヴィクトリア調の家で彼の妻と子供とクリスマスツリー、そして亡くなった筈の甥のレネに囲まれており、家族みんなでクリスマスを祝っていた。ピカードはいつの間にかその家が今迄自分がいた家の様に安らぎを感じていた。彼の妻は「お茶はアール・グレイでいいわよね?」と尋ね、お茶を渡してくれた。ピカードはお茶を飲みながらしばしの幸福に浸っていた。

窓から外を眺めると、雪景色が広がっており庭にもカラフルなライトに彩られたクリスマスツリーが飾りつけられていた。しかし、その飾り付けの中に奇妙なものを見つけた。小さな光が突如閃光を放ち消えていく姿であった。彼はそこで「何かがおかしい」と気付いた。すると突然そこにガイナンが現れた。ピカードは我に返り、ここはどこなのか?何故ガイナンがここにいるのか尋ねた。ガイナンは彼に、ここがネクサスであることを告げ、自分はエンタープライズBに救助されたときにネクサスに残された“こだま”の様な存在であると語った。

by Aatrekピカードはこの家族も家も現実ではないと分かっていつつも、この幸福への誘惑に心が揺れていた。このままこの幸福に浸っていきたいと一度は誘惑に捕らわれたが、ピカードは自分の義務を思い起こし何とか誘惑を断ち切った。そしてガイナンにソランを止めるためにネクサスを出たいと言った。ガイナンはネクサスから出ることは簡単で、時間の概念がないのでいつのどの時点にでも行くことができると述べた。ピカードはヴェリディアン3号星のソランの岩山に、ミサイルを発射する前に行きたいと言った。そして、一人では太刀打ちできないのでガイナンに共に来て手伝ってほしいと懇願したが、ガイナンは自分は一緒に行くことができないと言った。自分は既に現実の世界に存在しているためである。しかし、ガイナンはピカードを助けてくれる人が丁度ネクサスにいると言った。

気がつくとピカードは、日に照らされた木々に囲まれた田舎風のキャビンの外にいた。そして、そのキャビンの前で斧で薪を割っている昔の艦隊の制服を着ている男性を見つけた。ピカードはその人物を良く知っていた。「…ジェイムズ・T・カーク」ピカードはそう呟いた。
ピカードに気付いたカークは「いい天気だな」と声をかけてきた。カークは新しい薪を取ってくれるようにピカードに頼み、ピカードは頼まれた通りに薪を用意した。薪割りを続けるカークにピカードは「あなたはどうやってここに来たのでしょうか?」と尋ねるも、カークは突然「何か焦げ臭い」と言い、キャビンの中に入ってしまった。カークはキッチンで焦げている卵を見つけコンロから上げていた。ドア口に立っていたピカードに「入れよ。私の家だ。」と言い、ピカードを中に招き入れた。そして、「私の家だった。何年も前に売った筈だが…」と不思議そうに呟いた。
ピカードは自分が24世紀の未来から来たエンタープライズの艦長であると自己紹介をしたが、カークは家の中の過去の思い出の品を見つけ感傷に浸っていた。そして突然玄関先に何年も前に死んだはずの愛犬バトラーが現れた。そして、上の階からカークを呼ぶ女性の声がした。カークは即座にその声の主がアントニアであると気づいた。カークはピカードに「君は未来だと言ったが、これは9年前の過去だよ」と述べ、かつて自分はこの日にアントニアに艦隊に戻ると言い失恋した日であることを思い出した。そして、すぐにアントニアの為に彼女の好物のクタリアン・エッグで朝食を作り始めた。ピカードはカークにここがネクサスという世界で、今見ているものはすべて幻想に過ぎないと伝えたが、カークはピカードに香辛料を取ってくれと頼み、料理を続けた。ピカードはいつからここにいるのか尋ねると、エンタープライズBで突然隔壁が吹き飛んだと思ったら外で薪割りをしていたと彼は述べた。ピカードは24世紀の記録上ではカークはあの事故で死亡したことになっていると述べた。ピカードはヴェリディアン3号星でソランが企んでいる事を話し、共にソランと戦ってほしいと懇願したが、カークは自分は既に死んだ人間なのだからこのネクサスで人生をやり直すと言って聞く耳を持たなかった。ピカードは艦隊士官としての義務があると食い下がるが、カークはピカードに「君のじいさんが子供の頃から自分は銀河を守っていた。ご褒美が欲しいくらいだ。」と言った。ピカードはそれを聞いて落胆したが、カークは「自分もかつて、任務がすべてで艦隊に身を捧げたが、結局残ったのは空っぽの家だけだ。」と話し、今度こそアントニアに結婚を申し込んで人生をやり直すと言ってアントニアの寝室へと向かった。ピカードは躊躇いながらも、カークを追って寝室へと入っていった。

寝室の扉を開けると、そこは寝室ではなく納屋であった。ピカードは「ここが寝室ですか?」と尋ねるが、カークは「アイダホの叔父の納屋だ。ここの方が良い。」と言った。ここは、アントニアと初めて出会った日に馬で出かけた納屋であるとピカードに語り、愛馬に跨って納屋の外へと走り出した。ピカードも近くの鞍を手に取り手近な馬に跨りカークを追った。
カークは馬で走りながら見慣れた深い峡谷を飛び越えた。そして、カークは何かを考えてもう一度峡谷を飛んだ。丁度その時ピカードが追いついたが、カークはピカードに話し始めた。「いつもあの峡谷を飛ぶときは冷や冷やしたものだが、今日は平気だった。」と。「…幻だからだ。」カークはそう言い、丘の上で馬に跨るアントニアを見ても、彼女も幻でこの世界すべても幻だと言った。「本当に欲しかったのは、家庭じゃなくエンタープライズのブリッジのあの椅子だったのかもしれない。退役して以来空しい人生だ。」と述べ、カークはピカードの馬に横付けして彼に尋ねた。「艦長だって?」

by Blair2009ピカードは「そうです。」と答え、カークは「艦を降りる気は?」と尋ねるとピカードは即座に「まだ当分ありません。」と答えた。カークはピカードに「一つ忠告しておく。絶対に降りるな。昇格も蹴る、艦隊上層部の言うことに耳を貸すな。何故ならエンタープライズのブリッジにいる間は、輝いていられるからだ。」と述べた。ピカードはカークに「一緒に来てください。一緒にソランを止め、再び輝きましょう。」と頼んだ。するとカークは笑いながら、「エンタープライズの艦長には逆らえないな。」と言い、ピカードと共に行くことに同意した。「形勢不利で逆転の見込み無しか?」と尋ね、ピカードはそうだと答えた。するとカークは、「こんな話に乗ったら、スポックは『人間はやはり不合理で非論理的だ』と言うだろうな。」と言いつつも、「でも、面白そうだ。」と言って、ピカードと共にネクサスを飛び出した。

ソランはヴェリディアン3号星の山頂で懐中時計で時間を気にしていた。そして、ふと目の前に立つ人の気配に気づいた。目の前にはカークが立っていた。「貴様、一体何者だ?」その言葉に反応するようにピカードが背後から「ジェイムズ・T・カークだ。歴史には弱いようだな。」と言った。囲まれたソランは、足場を飛び降り岩場に逃げ出した。ピカードは発射装置に向かい、カークはソランを追った。
ソランを追っていたカークは、山の陰に隠れていたソランの待ち伏せを受け、ディスラプターを突きつけられた。ソランは「私は歴史には詳しいんだ。確か、歴史上ではあんたは死んだはずだが?」と言ったところで、突然ピカードがソランの背後から襲いかかった。ピカードはソランに逆に殴られ崖を滑り落ちたが、カークはその隙にソランに数発のパンチを加え、ソランを追い詰めた。崖まで追い詰められたソランはカークに殴られ崖下へ落ちたが、何とかロープをつかみぶら下がった。その隙に二人は発射台へ向かおうとしたが、ソランはパッドを操作して発射台を遮蔽してしまった。しかし、突如ロープが外れソランはそのパッドを遥か下の足場に落としてしまった。

発射台の遮蔽を解除しないと発射を阻止することができないため、カークとピカードはパッドを手に入れるために足場に向かった。しかし、その時ソランは彼らに向けてディスラプター銃を撃ってきた。二人はかろうじて銃撃をかわすことができたが、パッドが落ちている足場は真っ二つに折れてしまい、カークが折れた足場にしがみついている状態であった。ピカードはカークに手を伸ばしカークを足場から引き揚げた。しかし、パッドは折れた反対側の足場に落ちていたのであった。カークはピカードに発射台に向かうように言い、自分が足場の反対側に落ちているパッド回収を買って出た。
カークは用心深く折れた足場へと進み、折れた割れ目の部分の端から反対側に飛び移り何とかパッドを回収した。カークはパッドで発射台の遮蔽を解除させた。そして、足場を登りはじめたが重量に耐えられなくなった足場はカーク諸共岩肌から崩れ落ち、崖下へと転落していった。

by Deevolution遮蔽が解除された発射台に向かったピカードは、発射装置を操作した。しかし、やってきたソランにディスラプター銃を向けられながらその場を離れるよう要求された。ピカードは直ちに岩の反対側へと走り去った。ソランはピカードが去ったのを確認した後、直ちに発射台に向かったが、発射装置を確認したところミサイルにロックが掛っていた。ソランはそれを解除する暇もなく、ミサイルの爆発に巻き込まれたのであった。

ピカードは直ちにカークが落下した場所へと向かった。そして、足場の残骸の中で倒れているカークを発見した。血まみれになったカークはピカードに「成功したか?」と尋ねた。ピカードは成功したことを伝え、感謝した。カークは「エンタープライズの艦長の務めだ。」答え、「…面白かったよ。」とほほ笑んだ。そして、「ああ、駄目だ…」と呟き静かに息を引き取ったのであった。
ピカードは山頂にカークを埋葬し、黙とうした。
それからピカードは岩山を出て砂漠を歩き続け、途中でエンタープライズのシャトルに回収された。
- 『艦長日誌、宇宙暦48650.1。三隻の連邦艦が軌道に到着し、エンタープライズの生存者の救助を開始した。幸いにも死傷者は少なかったが、艦自体の回収は断念せざるを得ない。』
墜落現場では救助活動が行われていた。瓦礫の山となった貨物室の中ではディアナ・トロイとデータがトリコーダーで生存者捜索を続けていた。そこで、僅かな生命反応を検出し、データは残骸をかき分けて反応の発信源を引っ張り出した。すると、そこにはデータの飼い猫であるスポットがいた。データはスポットとの再会を喜び、思わず涙を流した。しかし、データは嬉しい時に涙が出ているのはエモーション・チップの機能異常だと言ったが、ディアナは「完璧に機能している。」とほほ笑んだ。

作戦室では、ライカーとピカードがピカードのアルバムを探していた。ライカーが瓦礫の中から何とか見つけ出し、ピカードに渡すと、二人はブリッジの残骸へと移動した。ピカードはソランの言葉を思い出し「ある男は、『あらゆるものを時が猛獣のように襲う』と言ったが、私は思うに『時というのは共に旅をする友人だ。その瞬間瞬間を大切に生きていくべきだ』と思う。何を成し遂げたかよりも、どう生きたか重要だ。」とライカーに話した。ライカーはにやりと笑いながら「私は永遠に生きたいですよ。」と答えた。
ライカーは壊れた艦長席を見ながら「いつかここに座りたいと思っていた。」と言ったが、ピカードは「エンタープライズの歴史がここで終ってしまうとは到底思えない。」と答え、二人は最後にブリッジを見回した。そして、ピカードはUSSファラガットに二名を転送収容するよう通信し、二人は転送でエンタープライズを去った。
記憶に残る言葉
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「上出来ですよ。」
「涙もんですな。」
「うるさい、黙れ。」
- - チェコフとスコッティがカークのエンタープライズBの発進命令に対して述べたコメント。
「どうやら引退後の一人身は堪えるようですな?」
「君はエンジニアで良かったよ。精神分析医なら客一人寄り付かん。」
- - スコッティとカーク
「若さに輝いてる」
「君はもっと輝いていたよ」
- - チェコフとカークがデモラを見ながら感傷に浸りつつ語ったコメント。
「椅子の具合が悪いんですか?」
- - スコッティがハリマンの指揮を見て落ち着かないカークに語ったコメント。
「カーク大佐。何かお考えがあれば助言をお願いします。」
「まず、転送可能圏内まで接近し全員この艦に収容する。」
「我々も重力場に引き裂かれるかもしれません。」
「リスクを恐れていてはこの椅子には座れんぞ。」
「操舵手、転送可能圏まで接近せよ!」
「それからカメラを追い払え!」
- - ハリマンとカーク
「魚雷装填!私の合図で発射だ!」
「大佐、魚雷は積んでいません。」
(ハリマンと顔を合わせ)「わかった…それも火曜だな?」
- - カークとデモラ・スールー
「医療スタッフは何名いるんだ?」
「医療スタッフは…火曜に着任予定です。」
「"Удивительно"(ロシア語で驚いたという意味)君と君、悪いが手伝ってくれ。」
- - チェコフとハリマン
「転送完了しました…150名の内、47名のみです。」
- - ラクールの乗員を転送収容したときのスコッティ
「私が行きます。ブリッジをお願いします。」
「待て!」(ハリマンはターボリフトの前で止まった)
「君はブリッジにいるべきだ。私が行く。」
(ハリマンと入れ替わりにターボリフトに入るカークはスコッティに向かって)
「スコッティ、戻るまでここを頼むぞ。」
「毎度のことですよ。」
- - ハリマンとカークそしてスコッティ
「こりゃ酷い。だれかここに?」
「…ああ」
- - カークがいた部屋にぽっかり空いた穴を見つめながらチェコフとスコッティの会話
「健全なる精神と知性を持つ我々エンタープライズの乗組員は、本日ウォーフ大尉に対して以下の告発をするものである。一つ、彼は自分の独断で、しかも意図的に数々の任務において職務範囲を超える行いをした。二つ、更に指摘すべきはその事実によって全クルーの称賛と尊敬を勝ち得た。」
「ウォーフ大尉。君をここで少佐に昇格し、その階級に応じた責任と権限を与えるものとする。主の慈悲があらんことを。
- - ライカーとピカードによるウォーフの告発文読み上げ
「コンピュータ、板を消せ!」
(帽子を取り得意げなウォーフが乗った板が消えウォーフは海に落ち、それを見て乗員は大笑いした。)
「副長、ここは板を「消せ」じゃなく、「引け」だろうな…」
「そうですね…」(ライカーはウォーフの方を向いて)「すまんな!」
- - ライカーとピカード
「ライカー、想像したことがあるか?エンジンもコンピュータも無い。ただ、風と海と星があるだけだ。」
「食事は不味く、クルーは荒くれ、女っ気なしです。」
- - ピカードとライカー
「副長、調査を進めてくれ。私は作戦室にいる。」
「艦長…」
「始めろ」
「いえ、しかし…」
「黙ってやれ!」
- - ピカードとライカー
「お二人さん。フォーカス3の新しいお酒どう?」
(データは早速飲んでみた)
「どうだデータ?」
「一口飲んだ途端、感情が湧きあがってきた気がする。」
「本当か?どんな感じだ?」
「何といっていいのか…感情を持つことが初めてなので、これをどう表現すればよいのか…」
「感情ですって?」
「後で説明するよ。」
(データは更に飲み身震いした)「うぅ!」
「どうやら嫌いみたいね。」
「そう!それだ!嫌いだ。」(データは残りを飲み干し)「大っきらいだ。胸が悪くなるね!」
「もっと?」
「ああ、頼むよ。」
- - ガイナン、データとジョーディがテン・フォワードで
「時は身をじりじりと焼く炎だ…」
- - トリアン・ソラン
「そうか!わかったぞ!」
「何がだ?」
「君がライカー副長に言った事さ。『ピエロは置いてやろう。でも、ゴリラみたいなフェレンギ人はご免だ。』」
「何の話だ?」
「ファーポイントの任務の時、君が言ったジョークだよ。あれが落ちだったんだな!」
「ファーポイント?データ、そりゃ7年も前の話だ。」
「そうさ、やっとわかったんだ!最高だ。」
- - データとラフォージ
「さっそく取り掛かってくれ。」
- - データ(ピカード艦長の真似をして)
「ユーモアっていいね!」
- - データ
「開け、ゴマ!」
- - データ
「これからは電磁人間と呼んでくれ!」
- - データ
「良い方に取ってあげるわ。契りの儀式を始めたかったんでしょうからね。」
- - ベトールを殴り付けたソランに対して
「私も昔は虫も殺せない男だったよ。ボーグが来るまでは…」
- - トリアン・ソラン
「人間の女ってなんて醜いの!」
- - ベトールがジョーディのヴァイザー越しに見たクラッシャーへの感想
「実は私は生命体を探すのが好きなんですよ。」(そう言ってコンソールをキーボードの様に叩きながら…)「生命体、かわいい生命体、大切な生命体、どこなんだい?」
「奴は今どこにいるの?」
「さあね、風呂に入って艦内をふらついてる。宇宙艦隊の機関部長だってのに機関部に寄り付きもしないんだから!」
- - ルーサとベトールのラフォージについてのコメント
「やった!」
- - データクリンゴン艦の破壊に成功して感嘆の声

「畜生!」
- - データ制御を失いヴェリディアン3号星へ向けて墜落していく時のコメント
「艦長、そろそろ行かせてもらうよ。永遠の命と待ち合わせをしているもんでね。遅れたくはないんだよ。」
- - ソランがネクサスを迎える前にピカードに語ったコメント
「エンタープライズの艦長と言ったな?」
「そうです。」
「降りる予定は?」
「いいえ全く。」
「一つ忠告しておく。絶対に降りるな。昇格も蹴る、艦隊上層部の言うことに耳を貸すな。何故ならエンタープライズのブリッジにいる間は、輝いていられるからだ。」
「一緒に来てください。一緒にソランを止め、再び輝きましょう。」
「エンタープライズの艦長には逆らえないな。ヴェリディアン3号星と言ったか?」
「はい。」
「形勢不利で逆転の見込み無しか?」
「見方によっては。」
「こんな話に乗ったら、スポックは『人間はやはり不合理で非論理的だ』と言うだろうな。でも、面白そうだ。」
- - カークとピカード
「貴様は一体何者だ?」
「ジェイムズ・T・カークだ。歴史には弱いようだな。」
- - カークを前にしたソランとピカードの会話
「発射装置じゃなかったのか?」
「計画変更です。艦長の特権ですよ。」
- - カークとピカード
「やったのか?また輝けたのか?」
「ええもちろん。眩しい程に…ありがとう。」
「エンタープライズの艦長の務めだ…最後に、楽しかった…もう駄目だ…」
- - カークとピカード最期の会話
(瓦礫からスポットを見つけたデータを見て)
「データ、大丈夫?」
「どうも変なんです。スポットに会えて嬉しいのに涙が出てくる…きっと、またチップの機能異常ですね。」
「いいえ、完璧に機能しているわ。」
- - ディアナとデータ
「寂しいですね。スクラップには早すぎます。」
「ある男はこう言った。『あらゆるものを“時”は猛獣のように襲う』とね。だが、私が思うに“時”と言うのは共に旅をする友人だ。どの瞬間もみな愛おしい…戻らぬが故。何を成し遂げたかより、どう生きたかが重要なんだ。…いつかは死ぬ。たかが人間だ。」
「一緒にしないでください。私は永遠に生きたいですよ。」(二人はブリッジの艦長席に移動し)「いつかこの椅子に座りたかったんですけどね。」
「諦めるな。エンタープライズが受け継ぐ歴史がここで終ってしまうとは到底思えない。」(二人はブリッジを最後に見まわした)「ピカードよりファラガット。二名転送せよ。」
- - ピカードとライカーがエンタープライズを去る前に
「ミスター・トリコーダーだよ!」
- - データトリコーダーで腹話術をしながら
「普通って何だよ?」
「普通か?いい質問だ。他のだれもがそうで、君だけが違う状態だ。」
- - ジョーディとソラン
基礎情報
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制作
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構想
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セット
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衣装
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特殊効果
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撮影
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再撮影
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カットされたシーン
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公式サイト
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反響
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注釈
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キャストについてのトリビア
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他のシリーズとのつながり
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セットと小道具
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非正史情報
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関連商品
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付録
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クレジット
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参照
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メディア
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参照文献
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外部リンク
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- スタートレック ジェネレーションズ:Wikipedia日本語版
- スタートレック:ジェネレーションズ 参照 Internet Movie Database
- Behind the scenes on Star Trek: Generations 参照 Forgotten Trek
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