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「艦長として忘れちゃいけないことは3つあるの。シャツはズボンの中。船が命。……そしてクルーを決して見捨てないことよ。」
「ハゲタカは死体に群がるのよ。ヴォイジャーはまだ死んでない」
キャスリン・ジェンウェイ

 キャスリン・ジェインウェイ(Kathryn Janeway)は、惑星連邦宇宙艦隊中将である。USSヴォイジャー艦長としての功績が高く評価されている。2371年から78年に到る7年間、宇宙艦隊で唯一デルタ宇宙域を横断し、途中で新たな文明や惑星と遭遇し、更にはボーグとの遭遇を切り抜けて、貴重なデルタ宇宙域の情報を連邦にもたらした。

任務経歴[]

  • 2360年代 中佐に昇進。オーウェン・パリス提督の下、USSアル・バッターニーで科学士官を勤める。
  • 2365年  USSビリングス司令部門士官として勤務。後年、同艦の艦長に就任する。
  • 2371年  大佐に昇進。USSヴォイジャーの艦長に任命される。マキ船を追ってバッドランドに行くも行方不明に。
  • 2374年  異星人のセンサーネットワークを使い、宇宙艦隊にデルタ宇宙域にいることを伝える。
  • 2378年  ボーグトランスワープ技術を使って、地球に帰還する。以後、中将に昇進。

人物像[]

 キャスリン・ジェインウェイは、宇宙艦隊の中でも最も屈強な艦長として知られている。ジェインウェイが初めて艦長を経験したのはエクセルシオ級宇宙艦のUSSビリングスであり、2371年、就航したばかりのイントレピッド級宇宙艦USSヴォイジャーの艦長に就任する。ヴォイジャーが初任務で惑星連邦から75000光年彼方のデルタ宇宙域に飛ばされても、彼女は自分の信念を貫き通し、また最高ワープ速度でも70年以上かかる地球への帰還を決してあきらめたりしたことはなかった。

 彼女の知性、勇気、指揮能力、外交術は、宇宙艦隊とマキの混成クルーを団結させ、ケイゾンヴィディアボーグ集合体ヒロージェンといったデルタ宇宙域の危険種族との遭遇を、たった1隻の宇宙艦で切り抜けた。

 ジェインウェイはまた、責任感が強く、頑固であることも知られている。トゥヴォックによると、クリンゴンも驚くほどらしい。一例として、USSビリングスの艦長に就任した一年目に、火山性の惑星に部下を置き去りにしたことに強い後悔を感じ、その後たった一人でシャトルに乗り込んで救出に向かった。この彼女の無謀とも言える頑固さはヴォイジャーにおいても、デルタ宇宙域にクルーを孤立させたことで常に彼女につきまとった。

 通常、艦長に就任する者は、就任前から基本的に赤い制服の司令部門に所属し、探査班の指揮者や、第2副長や副長などの重要職を経験してから、艦長に抜擢される。しかしながらジェインウェイは前任のUSSアル・バッターニーでは中佐の地位にあったものの、青い制服の科学士官であった。これは当時彼女の上官だったオーウェン・パリス提督が、彼女の指揮能力を見出して抜擢したためである。

 これは例えれば、USSエンタープライズEビバリー・クラッシャーディアナ・トロイが艦長に任命されるようなことであり、そのためジェインウェイは通常の艦長とは異なった就任経緯を持つ。

 もともと科学士官だったこともあり、ジェインウェイは科学を愛する。彼女は幼少期から難しい数式を解くことが、外で遊ぶことよりも好きだった。6歳まではバレエを習っていたものの、料理やキャンプといったほかの子供たちが楽しむ行事にはあまり参加はしなかったという。楽器には興味があったものの、結局は習わずじまいで、そのことを今でもずっと後悔している。

 彼女は余暇をホロデッキで過ごすことも多い。芝居を楽しんだり、レオナルド・ダ・ヴィンチのアトリエを再現したり、セブン・オブ・ナインヴェロシティをして楽しむ。テニスをすることもあるが、12歳のときテニスの試合に負けて雷雨の中を試合会場からインディアナの農場まで7kmも歩いて帰ったことがあった。その後しばらく、彼女はテニスをしなかった。

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