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 アンドリア(Andoria)[1]とは、アルファ宇宙域に位置するアンドリア星系[2]のガス惑星[3]の衛星である。

 アンドリアはアンドリアンイーナーの二種族の母星でもあり、アンドリア帝国の首都星であることと同時に惑星連邦加盟衛星でもある。

天文データ[]

 アンドリア星系ヴァルカン星系と隣接しており、その他の近隣星系はベータゼット星系アルファ・ケンタウリ星系テラー星系である。(DS9: 消された偽造作戦

詳細[]

歴史[]

アンドリアの歴史惑星連邦の歴史も参照。

 アンドリアにはアンドリアンとその亜種であるイーナーが居住している。古代において両種族の接触はあったものの、長い歴史の中で接触は絶たれた。イーナーの存在は、2104年に再発見されるまでアンドリアンにとって神話の類いと考えられていた。(ENT: 氷窟の民

 初めてアンドリアを一周した砕氷船の名はクマリであった。(ENT: ロミュランの陰謀

 2152年ウェイターンヴァルカンとの停戦合意がなされた後、対話がアンドリアで続けられた。(ENT: 戦場の絆

 2154年ヴァルカン最高司令部はアンドリアへの攻撃を画策した。(ENT: バルカンの夜明け) 同年、エンタープライズ(NX-01)は破壊された巡洋戦艦クマリのクルーの治療のためにアンドリアへ針路をとった。(ENT: バベル1号星

地理[]

Aenar underground city

イーナーの地下都市(2154年

Andorian landscape

氷で覆われたアンドリアの地表

 アンドリアは地球と同様の酸素-窒素大気を持つMクラス衛星である。しかしMクラスではあっても地球に比べると非常に寒く、氷で覆われた地表は真夏でも摂氏マイナス28度という世界である。そのため原住民であるアンドリアンとイーナーは地下に都市を築き、地熱からのエネルギーを利用している。アンドリアンの地域では熱波の影響で気温が零度を超えることが数年に一度あるが、イーナーの住む北部雪原はもっと気温が低い。(ENT: 氷窟の民

 アンドリアには山がある。2375年キャシディ・イエイツベンジャミン・シスコとのハネムーンの候補地としてアンドリアの山をあげた。(DS9: 決別の行方

関連項目:
  • アンドリアン・アカデミー
  • 英雄の壁

動植物[]

付録[]

注釈[]

  1. 劇中の言及でははっきりしないが、アンドア(Andor)の別名かも知れない。
  2. Star Trek: Star Charts』ではプロキオン8号星が連邦の設立メンバーであるアンドリア人ホームワールド(つまりはアンドア)であるとしているため、別名はプロキオン星系とも考えられる。
  3. アンドリアが登場する脚本を考えたジュディスガーフィールド・リーヴス=スティーヴンスは、このガス巨星こそがアンドア(Andor)としていた。
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