アンドア(Andor)とはアンドリアンの故郷であり、アルファ宇宙域
に位置する。
24世紀
2365年、第515宇宙基地の医療施設の中には「アンドア環境棟(Andor Environment Ward)」があった。(TNG:愚かなる欲望)
24世紀中期、リサ・キューザックはアンドアの大使館で働いていた。(DS9:待っている女)
2373年、カイ・ウィンはベンジャミン・シスコ大佐に、連邦はアンドアを犠牲にしてベイジョー星をドミニオンから守るだろうか尋ねた。(DS9:プレゼント大作戦) ベータゼットが占領されると、アンドアは次に脅かされる星の一つと考えられた。(DS9:消された偽造作戦)
ウォーフはジャッジアとのハネムーンの候補としてアンドアでの登山を提案した。(DS9:至高の絆)
別の時間軸
別の時間軸の2366年、連邦と戦争中のクリンゴンの侵攻状況を表示したモニターにアンドアの位置が示されていた。(TNG:亡霊戦艦エンタープライズ“C”)
付録
背景
『TNG: 恐るべき陰謀』に登場した大きな星図でもアンドアがアルファ宇宙域に書かれている。星図上で近くに書かれているのはダラン5号星(Daran V)、マルコス12号星(Marcos XII)、およびケイマス2号星(Camus II)である。
アンドアとアンドリア
第515宇宙基地のアンドア環境棟は恐らくはアンドリア人患者のためのものであろう。そのことはアンドアがアンドリア人の母星を指すことを示唆する。
『Star Trek: Star Charts』では、アンドアがベータ宇宙域に存在するプロシオン8号星の衛星であり、アンドリアンの母星であるとしている。つまり、ENTで言及されたアンドリアはアンドアの別名ということになる。
一方、作家のジュディスとガーフィールド・リーヴス=スティーヴンスはアンドアとアンドリアの設定について別の説明をしている。ENTシーズン4のDVDの特典映像で彼らが語ったことによると、アンドリア人の故郷の名前がアンドアだったりアンドリアだったりしてきた矛盾を説明するためのからくりとして、それは巨大ガス惑星の衛星であるという設定が作られた。作家たちはそのガス惑星がアンドアで、衛星がアンドリアだということにしたかったのである。しかしながら、アンドアの大使館やアンドアでの山登りといった過去のセリフは、アンドアがガス惑星では説明が難しい。
衛星アンドリアと惑星の姿が登場する『ENT: 氷窟の民」では、アンドアという名は言及されていない。
外部リンク
- アンドア:非正史スタートレックWiki Memory Beta英語版